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事業会社

日本板硝子

Nippon Sheet Glass Company, Limited

1918年創業の世界的ガラスメーカー。建築用ガラスを屋外広告媒体へと転換する新規事業「GLASS NODE」を展開し、ガラスの「設置後」の価値創出に挑んでいる。

企業概要
企業名
日本板硝子
業種
素材・ガラス
所在地
東京都港区
創業
1918年
公式サイト
www.nsg.co.jp

企業概要

日本板硝子株式会社は、1918年に設立された 世界有数のガラスメーカー である。建築用、自動車用、高機能ガラスの3事業を柱とし、2006年には英国のピルキントン社を買収してグローバル展開を加速させた。連結従業員数は約25,400名、売上高は連結8,404億円(2025年3月期)に達する。近年は ガラスの付加価値を拡張する新規事業 への取り組みを進めている。

新規事業への取り組み

日本板硝子は、ガラスを「納めて終わり」の建材から、 設置後も価値を生み続ける媒体 へと再定義する取り組みを推進している。従来のガラス事業はB2Bの素材供給が中心であったが、デジタルサイネージ技術との融合により、ガラス面を広告メディアとして活用する新領域を開拓した。

同社は共創型のオープンイノベーションにも積極的である。アイデア公募プラットフォーム「Wemake」を活用し、社外からの事業アイデアを広く募集する取り組みも実施した。 100年超の老舗メーカーが外部の知見を取り込む姿勢 は、素材産業における新規事業創出の一つのモデルとなっている。

アビームコンサルティングとの連携により、ガラスサイネージの事業構想から立ち上げ、運営までの 伴走型支援体制 を構築した点も特徴的である。

主な新規事業・事例

GLASS NODE

GLASS NODE(グラスノード) は、建物のガラス面に透明LEDデバイスを設置し、屋外広告媒体として活用するサービスである。ガラスの透明性を維持しながらデジタルサイネージを表示できるため、建物の外観を損なわずに広告収益を生み出すことが可能となる。

ビジネスモデルは、駅や商業施設などの ロケーションオーナーからガラス面の活用を受託 し、日本板硝子がメディアオーナーとしてサイネージを設置、広告主へ広告枠を提供するというものである。収益源は広告主からのスポンサー売上が中心となる。

2024年8月には、松竹との共同運営による 「東銀座スクエアビジョン」 が銀座松竹スクエアにて試験放映を開始した。GLASS NODEの初の本格稼働事例であり、銀座という一等地でのガラスサイネージ実装は、同サービスの実現可能性を実証する重要なマイルストーンとなった。

アプローチと特徴

日本板硝子のアプローチは、 既存のコアアセットであるガラスの価値を再発見する 点にある。新たな素材や技術を一から開発するのではなく、既に全国に設置されているガラス面を「メディア」として捉え直すことで、追加的な収益機会を創出している。

素材メーカーが メディアオーナー という異業種のポジションに進出する点も独自性が高い。ガラスの製造・施工で培った建物オーナーとの関係性が、ロケーション確保における競争優位となっている。B2B素材事業から B2B2Cモデル への転換を図る取り組みとして注目される。

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