人物概要
坂東太郎(ばんどう たろう)は、東急不動産ホールディングスのグループ企画戦略部において、グループ共創型社内ベンチャー制度 「STEP」 の企画・立ち上げを主導した人物である。トップダウンではなく ボトムアップ で制度を構築し、不動産デベロッパーグループにおける新規事業の文化醸成に貢献した。
経歴
東急不動産ホールディングスのグループ企画戦略部にて、グループ全体の成長戦略施策を担当。既存事業の成長だけでは将来の持続的成長が見込めないという 危機感 を原動力に、2018年から社内ベンチャー制度の企画に着手した。
制度設計に先立ち、グループ内でかつて新規事業に携わった経験者へのヒアリングを重ね、 現場のリアルな声 を制度に反映させた。2019年度にSTEPを正式に開始し、制度の運営・改善を継続的に推進している。
主な実績
坂東が設計・推進した STEP は、東急不動産ホールディングスのグループ社員を対象とした公募型社内ベンチャー制度である。特にDX化の遅れを業界全体の課題と捉え、既存のビジネスモデルからの脱却を促す 挑戦の場 として位置づけた。
STEPからは累計106件の応募が集まり、 TQコネクト株式会社 が第1号の事業化案件として2021年に設立された。ゼロから制度を立ち上げ、実際に事業化まで導いた実績は、不動産業界における社内ベンチャー制度のモデルケースとして評価されている。制度の運営にはAlphaDrive社の支援を活用した。
思想とアプローチ
坂東の関心は一貫して 「現場発の挑戦を後押しする仕組み」 にある。経営層の指示ではなく、自ら制度の必要性を訴え、現場の声を拾い上げてボトムアップで形にした。制度設計者自身がイントラプレナーとして動いた格好である。不動産デベロッパーという業界で、新規事業への挑戦を「制度」として定着させることに力を注いだ。