人物概要
福留庸介は、三昭紙業株式会社の営業部に所属し、アウトドア専用キッチンペーパー 「CAMP KITCHEN CLOTH」 の新規事業開発を推進するイントラプレナーである。高知県の伝統的な不織布メーカーの営業マンとして、同僚の邑田大悟と共に顧客起点の新市場開拓に挑んでいる。
経歴
三昭紙業に入社後、 営業部で約8年間 にわたり既存顧客向けの営業活動に従事してきた。不織布製品のOEM供給を中心とする同社において、化粧品・医薬部外品業界や生活雑貨業界の顧客との関係構築を担当している。
高知県が主催する 「新規事業育成支援プログラム」 への参加をきっかけに、自社の技術資産を活かした新規事業開発に本格的に取り組み始めた。同僚の邑田大悟と共にプログラムに参加し、顧客起点のアプローチで新商品の企画・開発を進めている。
主な実績
邑田大悟と共同で開発した 「CAMP KITCHEN CLOTH」 は、三昭紙業が持つ天然繊維の不織布技術をアウトドア市場に転用した製品である。水に濡れても破れにくく、食品に直接触れても安全で、燃やしても有毒ガスが発生しないという特性は、キャンプシーンにおける食品管理のニーズに合致した。
同製品はAmazonやアスクルなどの ECプラットフォーム でも販売され、防災用品としても注目を集めている。伝統的なBtoB企業がBtoC市場に参入した好例として、地方発の新規事業モデルとしても評価されている。
思想とアプローチ
福留のアプローチは、 自社の既存技術を「顧客の文脈」に置き換える 発想にある。天然繊維・耐水性・安全性という従来から持つ製品特性を、キャンプユーザーの具体的な課題と結びつけることで新たな価値を見出した。
高知県の支援プログラムを通じて学んだ 顧客起点の仮説検証 プロセスを実践に移し、ユーザーからの直接的なフィードバックを製品改良に反映している。BtoB営業の経験で培った顧客理解力を、BtoCの新規事業開発にも活かしている。