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イントラプレナー

東 克紀

YKK AP
YKK AP 事業開発統括部 統括部長 新規事業推進 イントラプレナー

人物概要

東克紀(ひがし かつのり)は、YKK AP株式会社の 事業開発統括部統括部長 である。2016年に始動した「 未来窓プロジェクト 」の発起人として、IoT・AI・有機ELなどの先端技術を窓やドアに融合させ、建材の概念そのものを再定義する取り組みを主導してきた。

「出過ぎた杭は打たれない」を信条に、建材メーカーの常識を覆す次世代プロダクトを次々と世に送り出す。未来窓に加え、住宅販売プラットフォーム「 HOME i LAND(HiL) 」や高断熱トレーラーハウス「 CUBE BASE 」など、YKK APの新規事業ポートフォリオを統括するイントラプレナーである。

経歴

1993年にYKK APに入社。最初の 13年間 は商品開発部門に所属し、窓・サッシなどの建材製品の開発に携わった。その後セールスエンジニア部門を経て、2014年に事業開発部門へ異動。新規事業開発のほか、 素材開発、商品企画、社内人材育成 にも携わり、事業開発統括部の統括部長として部門を率いる。

東は入社以来の社内でのキャリアを通じて、「窓を条件に家探しをする人はいない」という建材業界の根本的な課題を認識していた。この問題意識が、窓やドアへの関心を高め、建材に新たな価値を付与する 未来窓プロジェクト の出発点となった。

YKK APの社外活動にも積極的に関与し、 ワールドハウジングクラブ株式会社の取締役LIVING TECH協会の理事 を兼務。建材業界の枠を超えた異業種連携のネットワーク構築に貢献している。

主な実績

未来窓プロジェクト(2016年〜)

2016年4月、「 M.W.(MODULE WINDOW) 」を第1弾コンセプトモデルとして発表。「空気」「光」「映像」の機能をモジュール化し、窓の機能を自由に組み替えられる設計を提案した。クリエイティブラボ「 PARTY 」やベンチャー企業との協業により、従来の建材開発の枠から脱却した自由な開発体制を構築した。

2017年には第2弾「 Window with Intelligence 」を発表。樹脂窓枠に 透明有機ELとタッチセンサー を組み込み、AIスピーカーやインターネットと接続するスマート窓のプロトタイプを公開。自動開閉換気、各種家電操作、遠隔地との会話・お絵描きなど 7つの基本機能 を搭載した。

2018年には未来ドア「 UPDATE GATE 」を発表。玄関ドアにAIを融合し、家族一人ひとりに合わせた情報表示、高齢者やペットの見守り、介護サービスとの連携機能を搭載。Will Smart社との共同開発で実現した。技術マッチングプラットフォーム「 Linkers 」を活用し、社外の「とんでもないアイデア」を取り込んだ点も特徴的である。

HOME i LAND(HiL)

ワールドハウジングクラブの取締役として、住宅キット販売プラットフォーム「 HOME i LAND(HiL) 」を推進。オンライン上の仮想の街でキットハウスのCGやスマートハウスの動画を公開し、住宅購入希望者と 登録工務店をマッチング するプラットフォームを運営している。設計済みの高性能住宅を工務店が自社ブランドとして販売・施工できるモデルであり、住宅業界の構造的課題に対する新たなアプローチとなっている。

CUBE BASE ― 高断熱トレーラーハウス

建築業界の深刻な人手不足に対応するため、住宅の「 完全ユニット化 」を目指す高断熱トレーラーハウス「 CUBE BASE 」を開発。「 未来パネル 」と呼ばれるトリプルガラス樹脂窓を装備し、北海道レベルの断熱性能を実現。オフグリッド環境では一般的なトレーラーハウスの 約1/10 のエネルギー消費を達成している。WiL(World Innovation Lab)の小松原威氏と連携し、虎ノ門ヒルズのインキュベーションセンター「ARCH」を通じた新規事業推進を行っている。

思想とアプローチ

東の事業開発の根幹にあるのは、「 発想力の発達は移動距離に比例する 」という信念である。デスクワーク中心の業務スタイルから、積極的に社外へ出て異業種のイノベーターと接点を持つ行動様式に転換した。社外交流会や講演への参加を通じて構築した人脈が、未来窓プロジェクトにおける 異業種コラボレーション の基盤となっている。

東はイノベーションの手法として、ゼロからの発想よりも 「情報のアッセンブル」 (組み立て)を重視する。複数の情報源や異なる業界の知見を掛け合わせ、新規性のあるコンセプトを生み出すアプローチである。毎年新たなプロトタイプを発表する「 コンセプトモデルの継続的公開 」という手法は、社外からのフィードバックを得ながら技術と市場の接点を探るリーンスタートアップ的なアプローチを、ハードウェアメーカーとして実践したものである。

製品ではなく体験を起点にした発想 」もまた東のアプローチの核心である。窓やドアという成熟した建材を、人の暮らしに能動的に関わる存在として再定義するビジョンは、BtoBメーカーの新規事業モデルとして多くの企業に示唆を与えている。

関連項目

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