人物概要
市橋邦弘は、フェリシモの新事業開発本部において物流EC支援事業部長を務める。1995年の入社以来、自社ECサイトの立ち上げからネット販売の成長を牽引し、その知見を活かして 物流EC支援事業 やLCC配送ベンチャー「LOCCO」の創出に取り組んでいる。
経歴
市橋は1995年にフェリシモに入社。阪神・淡路大震災直後の神戸で、独学でHTMLを習得しながら自社ECサイトの立ち上げプロジェクトに参画した。ネット販売企画室長として、ECの販売・制作・広告・アプリ開発・システム開発を統括。1998年には情報物流拠点エスパスフェリシモの完成を機に、CS部門でのネット専門対応チーム立ち上げや、ECと 基幹システムの連携 を推進した。
2009年にWebシステム開発リーダー、2014年に新事業開発担当部長、2018年に物流EC支援事業部長を歴任。同年、LCC配送ベンチャー 株式会社LOCCO の執行役員にも就任した。
主な実績
2015年から事業開発担当として、フェリシモの 顧客基盤・物流・EC基盤 を外部パートナーに開放する共同事業モデルを構築した。複数のパートナー企業とのECプロジェクトを推進し、自社リソースの他社活用という新たな収益モデルを確立している。
物流2024年問題に先駆け、2018年にはLCC配送ベンチャー「LOCCO」を設立。フェリシモの物流関連子会社を受け皿とし、置き配サービス 「OCCO」 を開発した。ローコストキャリア宅配という発想で、物流クライシスに対するEC事業者視点の解決策を提示している。
思想とアプローチ
市橋の事業開発は「 共創パートナーとともに新たな価値を生み出す 」という思想に貫かれている。自社の強みを囲い込むのではなく、物流やECの基盤を外部に開放することで、業界全体の課題解決に取り組む。約30年にわたるEC実務の経験を、物流という社会インフラの変革に転用する姿勢が特徴である。