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イントラプレナー

五木 公明

東急不動産ホールディングス
TQコネクト株式会社 代表取締役社長 起業家 事業開発

人物概要

五木公明(いつき こうめい)は、東急不動産ホールディングスのグループ共創型社内ベンチャー制度 「STEP」 から生まれた第1号事業化案件であるTQコネクト株式会社の代表取締役社長である。離れて暮らす高齢の親をデジタル技術で支援するという 個人的な原体験 から事業を構想し、イントラプレナーとして起業に至った。

経歴

東急不動産ホールディングスグループに所属。離れて暮らす母親が訪問営業に困っていたという 自身の実体験 が事業構想の出発点となった。高齢者がデジタル社会で取り残される現実に直面し、2019年度のSTEP制度に「悪質訪問者から高齢者を守るためにオペレーターが訪問対応を代行するビジネス」を起案した。

2020年度にはサービスの方向性を訪問詐欺撃退からより広い デジタル支援 へと発展させ、事業化の審査を通過。2021年5月31日にTQコネクト株式会社を設立し、代表取締役社長に就任した。江部宗一郎が取締役副社長として参画している。

主な実績

TQコネクトの主力サービスは、シニア向けオペレーター付きタブレット 「TQタブレット」 である。高齢者がタブレットを通じてコールセンターに相談できる仕組みで、デジタル機器の操作に不慣れなシニア世代でも 有人オペレーターのサポート を受けながら利用できる点が特長である。

東急不動産ホールディングスの社内ベンチャー制度STEPにおいて、 累計106件の応募 の中から選ばれた第1号事業化案件として注目を集めた。不動産デベロッパーの顧客基盤を活かしたシニア向けサービスという事業ドメインの選択が、グループシナジーの観点からも評価されている。

思想とアプローチ

五木の問題意識は、 デジタル化が進むほど取り残される高齢者がいる という矛盾に向けられている。便利になるはずのテクノロジーが、リテラシーの格差によって新たな排除を生む。その解決策として、テクノロジーそのものではなく「人」を介した支援を選んだ。母親の困りごとという個人的な原体験が、サービスの方向性に揺るぎない軸を与えている。

関連項目

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