人物概要
木村忠昭は、株式会社addlightの代表取締役として、大企業のアクセラレータープログラムやオープンイノベーション支援を手がける人物である。東京大学大学院経済学研究科修了後、有限責任監査法人トーマツで株式公開支援に従事した経歴を持つ。 上場5社の社外役員 を歴任したハンズオン支援の実績と、スタートアップエコシステムへの深いネットワークが強みである。
経歴
東京大学経済学部を卒業後、東京大学大学院経済学研究科修士課程を修了。有限責任監査法人トーマツに入社し、 株式公開支援業務 に従事した。会計・財務の専門知識を基盤に持ちながら、スタートアップの成長プロセスに関心を持つようになった。
2008年、イノベーション共創を手がける株式会社addlightを創業。東京大学の起業サークルで出会ったユーグレナの出雲充氏をはじめ、国内スタートアップ企業への社外役員就任によるハンズオン支援を展開した。ユーグレナ、じげん、クラウドワークス、エスエルディー、マネーフォワードの 5社が上場 を果たすなど、投資先の成長を実現してきた。
主な実績
addlightでは、起業家育成プログラム、アクセラレータープログラム、マッチングプログラム、海外連携プログラムなど、多様なイノベーション支援プロジェクトを政府系機関や主要自治体から受託し企画・運営している。さらに、アジアやアメリカの海外スタートアップ企業の支援にも積極的で、 30社以上の投資育成 を行い、うち9社が買収されるという成果を上げた。
大阪イノベーションハブのスタートアップアクセラレーションプログラムでメンターを務めるほか、FINOLABのメンターとしてフィンテック領域の起業支援にも関わる。メディア運営やイベント企画の実績も豊富で、 イノベーション領域における情報発信 にも力を入れている。
思想とアプローチ
木村のアプローチの特徴は、単なるマッチングイベントの運営にとどまらず、 企業のイノベーション文化そのものを醸成する 点にある。プログラム全体の質を担保しながら、最終的には社内チームが自走できる状態を目指す。監査法人での財務知識とスタートアップ投資の実務経験を兼ね備えることで、事業の成長可能性と財務的な持続性の両面からアドバイスできる点が独自の価値である。
「イノベーションは一回のイベントでは生まれない。企業が自ら挑戦し続ける文化をつくること、そしてその文化を支えるエコシステムを設計することが本質だ」