人物概要
奥田結香は、JR東日本の事業創造本部に所属し、バスツアーの空席を分割販売するサービス 「BUSKIP」 の事業化を推進するイントラプレナーである。2014年に総合職として入社し、駅ナカ商業施設の運営から新規事業開発へとキャリアを転換した。
経歴
奥田は2014年にJR東日本に総合職として入社。生活サービス部門に配属され、 駅ナカ店舗・商業施設 の運営を担当した。その後、仙台に異動し、オフィスビル開発や地域イベントの企画に従事。東北の観光スポットを巡る中で、鉄道の先の「ラストテンマイル」の移動手段が限られている課題に気づいた。
2018年にJR東日本が発足させた社内新事業創造プログラム 「ON1000(オンセン)」 に応募。バスツアーの空席を分割販売するアイデアが採択され、2020年に事業創造本部へ異動して「BUSKIP」の事業化に着手した。
主な実績
「BUSKIP」 は、旅行各社が催行するバスツアーの空席を区間ごとに分割販売するサービスである。観光地への移動手段が乏しい地方部において、既存のバスツアーリソースを活用することで ラストテンマイル問題 を解決する。Azureを基盤にしたシステム設計により、複数の旅行会社のツアー在庫を横断的に管理する仕組みを構築した。
奥田は事業創造本部において、BUSKIPの運営に加えて 社内新事業創造制度の運営 にも携わり、後続の社内起業家の支援も担っている。
思想とアプローチ
奥田は「新規事業によって 幸せを創り出す 」という信念を持つ。既存の交通リソースを再編成することで、新しいインフラを一から作るのではなく、すでにあるものの価値を最大化するアプローチを取る。現場経験から生まれた課題意識を事業化につなげた、典型的なボトムアップ型イントラプレナーである。