人物概要
佐橋宏隆は、SBイノベンチャー株式会社の事業推進部長として、ソフトバンクの社内起業制度 「ソフトバンクイノベンチャー」 の運営と、そこから生まれた事業のインキュベーションを統括する人物である。愛知県のPFI事業「STATION Ai」の代表も兼務し、社内外のスタートアップ支援を幅広く手がけている。
経歴
SBイノベンチャー株式会社に所属し、 事業推進部長 としてソフトバンクグループにおけるゼロイチの事業開発を担当している。ソフトバンクの100%子会社であるSBイノベンチャーは、2011年にスタートした社内起業制度「ソフトバンクイノベンチャー」から生まれた事業を育てることを使命とする組織である。
社内起業制度の運営にとどまらず、愛知県のPFI事業である 「STATION Ai」 の代表も務めている。STATION Aiは国内最大級のスタートアップ支援拠点であり、佐橋は社内起業のインキュベーション経験を外部のスタートアップ支援にも展開している。
主な実績
ソフトバンクイノベンチャーは、事業のタネを作ることと、 事業を創出できる人材を育てること の2つを目的とした制度であり、佐橋はその運営と事業育成の両方を統括している。同制度から生まれたumamillをはじめとする複数の事業会社の設立と成長を支援してきた。
STATION Aiの代表としては、 社内起業で培ったインキュベーションのノウハウ を外部スタートアップの支援に転用している。大企業における新規事業創出の知見と、スタートアップエコシステムの構築という二つの領域を横断する稀有な存在である。
思想とアプローチ
佐橋のアプローチは、 社内起業と外部スタートアップ支援の相互学習 にある。社内起業制度の運営で得た事業育成の知見をSTATION Aiで活用し、逆にスタートアップエコシステムから得た知見を社内起業制度の改善にフィードバックするサイクルを回している。
「事業のタネを作る」だけでなく 「事業を創出できる人材を育てる」 ことを制度の目的に据えている点が特徴的である。新規事業の成否は個々のプロジェクトに留まらず、挑戦する人材の層を厚くすることで組織全体のイノベーション力が底上げされるとの考え方に基づいている。