人物概要
植村文香は、日揮ホールディングスのSAF事業チームにおいてAPM(アシスタント・プログラム・マネージャー)を務める。廃食用油を原料とする 国産SAF (持続可能な航空燃料)の製造・普及を目指す「Fry to Fly Project」の推進に携わっている。
経歴
植村は日揮ホールディングスにおいて、SAF事業チームの一員として国産SAFの事業化に取り組んでいる。日揮グループが持つプラントエンジニアリングの技術基盤を活かし、廃食用油の回収から航空燃料の製造・供給に至る サプライチェーン全体 の構築を支援している。
主な実績
植村が携わる 「Fry to Fly Project」 は、2023年4月に日揮HDが立ち上げた官民横断プロジェクトである。家庭や店舗から出る廃食用油を回収し、SAFの原料として活用する仕組みを構築。2026年1月時点で 295 の企業・自治体・団体が参画する大規模プラットフォームに成長した。
日揮HD、コスモ石油、レボインターナショナルの3社が設立した合同会社 SAFFAIRE SKY ENERGY を通じ、大阪府堺市のコスモ石油堺製油所に国内初の大規模SAF製造設備を建設。2025年には国産量産SAFの初供給を実現し、JAL便への搭載が行われた。
思想とアプローチ
Fry to Fly Projectは「 揚げる油で飛ぶ 」というわかりやすいコンセプトで、一般市民から企業まで幅広い参画を可能にしている。植村はこのプロジェクトにおいて、廃食用油の回収ルート開拓という 川上 の取り組みを担い、資源循環型社会の実現に貢献している。プラントエンジニアリング企業が消費者との接点を持つという、従来のBtoBビジネスの枠を超えた挑戦である。