人物概要
山方大輝は、セブン銀行のセブン・ラボ兼戦略事業部に所属するシニアアソシエイトである。スタートアップとの オープンイノベーション による事業創造を専門とし、全国2万台以上のATMネットワークを活用した新サービスの開発に取り組んでいる。
経歴
2014年にSMBC日興証券に入社し、リテール部門のセールスや 金融市場の調査業務 に従事した。証券会社での経験を通じて、金融サービスのユーザーニーズやマーケット動向に関する知見を蓄積した。
2020年にセブン銀行に入社し、 セブン・ラボ に配属。同ラボはスタートアップ企業への投資や資本業務提携を通じた新規事業開発を担う部門であり、山方は金子雅佳と共に実動部隊の中核メンバーとして活動している。
主な実績
2022年9月のMorning Pitch Web3特集をきっかけに SUSHI TOP MARKETING との協業を推進し、セブン銀行のATMから募金をした利用者にNFTアートを配布する 「NFT募金キャンペーン」 を実現した。2023年7月に開始されたこのキャンペーンは、金融サービスとWeb3技術を融合させた先駆的な取り組みとして注目を集めた。
翌2024年10月にはセブン銀行がSUSHI TOP MARKETINGに 出資 するに至り、PoC(概念実証)から資本業務提携へと関係を深化させることに成功している。Morning Pitchでの出会いから出資決定まで約2年という、オープンイノベーションの成功パターンを体現した事例である。
思想とアプローチ
山方のアプローチは、 ATMという物理的接点を新サービスの「ハブ」として再定義する という発想に立脚している。コンビニATMは単なる現金引き出し機ではなく、全国に張り巡らされた顧客接点ネットワークである。このインフラの価値を最大化するために、スタートアップの技術やアイデアを積極的に取り込んでいる。
セブン・ラボでは、Morning Pitchやアクセラレータープログラムなど 外部との接点を幅広く持つ ことを重視している。スタートアップとの対話から新たなユースケースを発見し、PoCから事業化・出資へと段階的にコミットメントを高めるプロセスを実践している。