コエステ
Coestation Inc.
エイベックスと東芝デジタルソリューションズの協業で設立されたAI音声合成サービス企業。「コエステーション」技術を核に、タカラトミーの読み聞かせスピーカー「coemo」への技術提供など、声のデジタル資産化を推進している。
企業概要
- 企業名
- コエステ
- 業種
- AI / 音声合成
- 所在地
- 東京都港区
- 創業
- 2020年
- 公式サイト
- coestation.jp
企業概要
コエステ株式会社は、 2020年2月 にエイベックス株式会社と東芝デジタルソリューションズ株式会社の協業により設立されたAI音声合成サービス企業である。エイベックスが 80.01% 、東芝デジタルソリューションズが 19.99% を出資する。東芝が40年以上にわたり培ってきた音声合成技術と、エイベックスが持つエンタテインメント領域のコンテンツ力・IP管理ノウハウを掛け合わせ、 「コエ(声)」のデジタル資産化 という新たな市場を開拓している。
新規事業への取り組み
コエステーション:声をデジタル資産に変える
コエステの中核事業である 「コエステーション」 は、一般ユーザーからタレント・著名人まで、多種多様な人の声を収集・蓄積し、AI音声合成技術で 合成音声(人工の声)を生成 するサービスである。もともとは東芝の研究開発から生まれた技術であり、2018年にスマホアプリ「コエステーション」としてリリースされた。
法人向けの「コエカタログ」には、 DJ KOO、May J. などの著名人の合成音声が登録されており、企業のプロモーションや店舗案内などに活用されている。
coemo:タカラトミーとの協業による読み聞かせスピーカー
コエステの技術力を象徴する製品が、タカラトミーが 2022年9月 に発売した読み聞かせスピーカー 「coemo(コエモ)」 である。ユーザーが専用アプリ「コエステーション」に簡単な台本を読み上げて声を登録すると、AIがその声にそっくりな合成音声を生成。パパやママの声で絵本の読み聞かせができるという製品である。
「コエステーションとおもちゃがコラボ!読み聞かせスピーカー『coemo』制作秘話」
coemoは 「日本おもちゃ大賞2022」エデュケーショナル・トイ部門で大賞 を受賞した。AI音声合成という先端技術を、育児という日常的なシーンに溶け込ませた点が高く評価された。
アプローチと特徴
コエステの事業モデルには、3つの注目すべき特徴がある。
第一に、 異業種の技術とコンテンツの融合 である。東芝の音声合成技術(40年超の研究蓄積)とエイベックスのIP管理・コンテンツビジネスのノウハウという、まったく異なる強みを持つ2社がJVを組むことで、どちらか一方では実現できなかった事業を生み出した。
第二に、 BtoBtoC型のビジネスモデル である。コエステは音声合成技術をプラットフォームとして提供し、タカラトミー(coemo)のような最終製品メーカーとの協業を通じてエンドユーザーに届ける。技術をそのまま売るのではなく、 パートナー企業の製品に組み込む 形で価値を提供する戦略は、技術系スタートアップの一つの成功パターンである。
第三に、 カーブアウトの実践 である。もともとエイベックスのCEO直轄本部内で育まれた事業を独立した法人として切り出し、東芝デジタルソリューションズからの出資を受け入れることで、技術面での連携を制度的に担保した。親会社のエンタメ事業の論理に縛られず、音声合成という独自の市場で成長を追求できる体制を構築している。
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