NEXCO東日本
East Nippon Expressway Company Limited
関東以北の高速道路インフラを管理する事業者。オープンイノベーションプログラム「E-NEXCO OPEN INNOVATION PROGRAM」を実施し、スタートアップの技術と自社アセットの融合を推進する。
企業概要
- 企業名
- NEXCO東日本
- 業種
- 交通・インフラ
- 所在地
- 東京都千代田区
- 創業
- 2005年
- 公式サイト
- www.e-nexco.co.jp
企業概要
東日本高速道路株式会社(通称:NEXCO東日本)は、2005年の日本道路公団の分割民営化によって誕生した、大規模な高速道路会社3社(NEXCO各社)のうちの一つである。
「つなぐ」を合言葉に、関東地方から東北・北海道に至る広大なエリア(総延長約4,000キロメートル)の高速道路および自動車専用道路の建設、管理、運営を担っている。24時間365日、安全・安心で快適な高速道路空間を提供し続けるという極めて公共性の高い使命を負う、日本経済の大動脈を支える巨大インフラ企業である。
事業内容・特徴
基幹事業は高速道路の「建設・維持・管理(保全)」と、「料金徴収」である。長年培われてきた巨大な構造物のメンテナンス技術、交通管制、雪氷対策などのノウハウは世界トップクラスのレベルにある。
また、インフラビジネスに付随して、管内にある多数のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の運営や商業施設の開発・管理といった「関連事業」も大きな柱となっている。近年は単なる休憩施設を超え、地域の特産品や観光情報が集まるテーマパーク型のSA開発(Pasarなど)に力を注いでいる。
イノベーションへの取り組み
日本のインフラ企業が共通して抱える「構造物の老朽化」と「現場を支える労働力(技術者や作業員)の不足」、さらには「自動運転技術の進展によるモビリティ革命」という難題に対し、NEXCO東日本は外部の先端テクノロジーを積極的に取り入れることで突破を図っている。
同社のイノベーション戦略のハブとなるのが、瀬川祥子がリーダーを務める「ドラぷら・イノベーションラボ」である。 インフラ企業特有の「自前主義(すべて自社グループ内で完結させる文化)」や「無謬性(失敗が絶対に許されない文化)」という強固な壁を乗り越えるため、高速道路業界で初となる包括的な**オープンイノベーションプログラム「E-NEXCO OPEN INNOVATION PROGRAM」**を立ち上げ・運営している。
主な実績・ケース
「E-NEXCO OPEN INNOVATION PROGRAM」の革新性は、NEXCO東日本が保有する**「高速道路やサービスエリアという圧倒的規模のリアルな実証フィールド(実験場)」と「現場の専門家による技術的サポート」**を、スタートアップ企業に惜しみなく開放した点にある。
AIによるインフラ点検技術(インフラテック)、サービスエリアにおける新たな自動化ソリューション、観光と移動手段を掛け合わせたMaaSビジネスなど、幅広い領域での協業を募集。採択されたスタートアップに対しては、実際の高速道路環境での検証という「他の何者にも提供できない強大なアセット」を提供し、机上の空論ではない、現場への社会実装・事業化に向けた泥臭い伴走支援を行っている。インフラ企業の新しい「共創のあり方」として高く評価されている。
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