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事業会社

小野薬品工業

Ono Pharmaceutical Co., Ltd.

1717年創業の老舗製薬企業。社内ビジネスコンテスト「HOPE」とオープンイノベーション型事業創造プログラム「HOPE-Acceleration」を通じて、医療の枠にとらわれない価値創造に挑戦している。

企業概要
企業名
小野薬品工業
業種
製薬
所在地
大阪府大阪市中央区久太郎町
創業
1717年
公式サイト
www.ono-pharma.com

企業概要

小野薬品工業株式会社は、 1717年(享保2年)に創業した300年以上の歴史を持つ製薬企業 である。大阪市中央区に本社を置き、がん領域を中心に革新的な医薬品の研究開発に注力している。免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」の開発で世界的に知られる。近年は医薬品事業に加えて、社内新規事業提案制度と外部パートナーとのオープンイノベーションによる 新たな価値創造 を推進している。

新規事業への取り組み

小野薬品工業は2021年、社員の挑戦を加速させるイノベーション人財育成の取り組み 「Ono Innovation Platform(OIP)」 を始動した。その中核施策として、社員がボトムアップで新規事業を提案するビジネスコンテスト 「HOPE」 を開始した。

HOPEの初年度(2021年)には83名の社員がエントリーし、 3件のテーマが事業化検討に採択 された。製薬企業の社員が医薬品開発以外の事業アイデアを提案できる場を設けることで、「薬をつくる会社」という自己定義を拡張する試みである。

HOPEは2024年度の グッドデザイン賞を受賞 しており、制度設計そのものの質が外部からも評価されている。伴走支援にはゆめみやAlphaDrive(アルファドライブ)が関わり、デザインリサーチを活用した顧客起点の事業開発手法を取り入れている。

主な新規事業・事例

HOPE-Acceleration

HOPE-Acceleration は、小野薬品工業が外部パートナーと共創するオープンイノベーション型の事業創造プログラムである。社内公募のHOPEとは異なり、外部のスタートアップや事業会社と協業して新事業を生み出すことを目的としている。

2024年度の「HOPE-Acceleration2024」では、 がん患者とその家族、がんに関わる医療従事者の課題解決 をテーマに、共創パートナーの募集を実施した。eiiconが運営するオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を活用し、業種を問わず幅広い企業からの参画を促した。

HOPE-Acceleration2024の最終審査(DemoDay)を経て、 2社と実証検証に向けた共創 を継続している。2025年度にはテーマを「がん患者さんの衣食住のサポート」「就労・就学の支援」「意思の尊重」へと発展させた「HOPE-Acceleration2025」も始動した。

「医療の枠にとらわれない」という思想

小野薬品工業の新規事業戦略において重要なのは、 「医療の枠にとらわれない価値創造」 という明確なコンセプトである。がん患者の課題は医薬品だけでは解決できないという認識のもと、生活支援、就労支援、意思決定支援といった 非医療領域への事業拡張 を志向している。

アプローチと特徴

小野薬品工業のアプローチは、 社内公募(HOPE)と外部共創(HOPE-Acceleration)の二段構え にある。社員のアイデアを事業化する内向きの仕組みと、外部パートナーとの協業で事業を生み出す外向きの仕組みを併用することで、イノベーションの源泉を多様化している。

300年以上の歴史を持つ老舗製薬企業が、「薬をつくる」以外の事業領域に挑戦する姿勢は、 業界の常識を問い直す ものである。がん治療薬のトップランナーとしてのブランド力と患者理解の深さが、医療周辺領域への事業拡張における独自の競争優位となっている。

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