三昭紙業
Sansho Shigyo Co., Ltd.
高知県の不織布メーカー。高知県社内起業家育成支援講座をきっかけに、キャンプ専用キッチンペーパー「CAMP KITCHEN CLOTH」を開発。地方中小企業発の社内新規事業の好事例。
企業概要
- 企業名
- 三昭紙業
- 業種
- 製紙・不織布
- 所在地
- 高知県土佐市
- 創業
- 1967年
- 公式サイト
- www.sanshoshigyo.jp
企業概要
三昭紙業株式会社は、1967年にティシュペーパーの加工メーカーとして高知県土佐市に創業した不織布製品メーカーである。土佐和紙の伝統技術を応用し、 不織布原紙の製造から製品加工までの一貫生産体制 を構築している点が最大の強みである。
ウェットティッシュ、化粧品用シート、介護用品、キッチンペーパーなど、天然繊維の高い保水力と長繊維の強度を併せ持つ高機能不織布製品を、OEMを含め幅広い業界に供給している。
新規事業への取り組み
三昭紙業の新規事業開発は、地方中小企業の 社内起業家育成 の代表事例として知られている。2019年、同社の営業担当者2名が高知県主催の 社内起業家育成支援講座 (AlphaDriveが支援)に参加したことが転機となった。
OEM中心の受託製造が主力であった同社にとって、自社ブランド製品の開発は初めての挑戦であった。講座を通じてユーザーインタビューや市場調査の手法を学び、「既存の技術資産を、新しい市場に投入する」というアプローチで新規事業を立ち上げた。
主な新規事業・事例
CAMP KITCHEN CLOTH:キャンプ専用キッチンペーパー
「 CAMP KITCHEN CLOTH(キャンプキッチンクロス) 」は、アウトドア・キャンプ市場向けに特化したキッチンペーパーである。2020年に発売を開始した。
製品の特徴は、通常のキッチンペーパーの 2倍の厚み を持つメッシュ型不織布を採用している点にある。高い吸水性と強度を兼ね備え、何度も絞って使える耐久性を実現した。テントの結露拭きやペグの汚れ落としにも使えるなど、キャンプシーンの多目的利用を想定している。
原料はレーヨンとパルプの天然繊維100%で、スパンレース製法(水流のみで繊維を絡める製法)により製造されており、 生分解性 にも優れている。150mm×300mmのステーキサイズで、縦置きで中央から取り出せるディスペンサー形状を採用した。
アプローチと特徴
三昭紙業の事例が示す教訓は明確である。第一に、 既存技術の「市場転用」 という新規事業の王道パターンであること。介護・医療向けに培った高機能不織布技術を、アウトドアという全く異なる市場に投入した。
第二に、 地方行政の起業家育成プログラムの有効性 を証明した点にある。高知県の講座を通じて得た顧客開発のフレームワークが、製造業の営業社員を「社内起業家(イントラプレナー)」に変えた。大企業だけでなく、地方の中小企業にも新規事業創出の道筋があることを示す重要な事例である。
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