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経営者

江幡 哲也

オールアバウト
オールアバウト代表取締役社長兼CEO / 元リクルート「キーマンズネット」創業者

人物概要

江幡哲也は、リクルートで「 立ち上げ屋」の異名を持つほど数多くの新規事業に携わり、その集大成として総合情報サイトAll Aboutを設立・上場に導いた伝説的イントラプレナーである。1965年生まれ、株式会社オールアバウトの創業者にして代表取締役社長兼CEOを務める。 JASDAQ上場(2005年)を果たし、リクルート発の新規事業として独立した地位を築いた稀有な成功例を体現している。

経歴

江幡は1987年に武蔵工業大学工学部を卒業後、リクルートに入社した。通信の自由化という時代の転換点において、ITが社会を変える可能性に魅了され、マーケティングデザイン室グループマネージャーなどを歴任。在職中に早稲田大学ビジネススクールマーケティング戦略コースを修了し、日本最大級のIT製品選定サイト「 キーマンズネット」を立ち上げた。

2000年、米国で急成長していたAbout.comとのジョイントベンチャーとしてリクルート・アバウトドットコム・ジャパン(現オールアバウト)を設立し、代表取締役社長に就任。2004年に社名をオールアバウトに変更し、2005年にJASDAQ上場を達成した。リクルートの内部資源に固執せず、米国の先端モデルを自ら発掘してスピード感を持ってスケールさせる手腕が際立っている。

主な実績

All Aboutの最大の革新は、アルゴリズムではなく「その道のプロ( ガイド)」という人の英知によって情報の信頼性を担保する仕組みを確立したことである。多くのキュレーションメディアが著作権問題や不正確な情報で淘汰される中、All Aboutは 20年以上 にわたり持続するメディアとなった。

リクルート時代に手がけたキーマンズネットの成功、そしてAll Aboutの設立と上場という一連の実績は、社内起業から独立事業化への道筋を示すモデルケースとして、多くのイントラプレナーに影響を与えている。

思想とアプローチ

江幡の思想の根幹にあるのは「 ITによる世直し」という高い視座である。単なるビジネスの立ち上げではなく、インターネット上の情報の信頼性を回復するという社会的使命が、All Aboutという長期的なブランドを創り上げた。「システムが情報を整理するのではなく、専門家が責任を持ってガイドする」という一貫した哲学こそが、江幡のWill(意志)そのものである。

「インターネットの世界に、信頼できる情報のインフラを作る。それが私の使命だと確信した」

著書

自身の経営哲学をまとめた『アスピレーション経営の時代』(講談社、2006年)を執筆。個人の志と企業経営を結びつける「アスピレーション」の概念を提唱している。

江幡 哲也の名言

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