人物概要
端羽英子は、ナレッジプラットフォーム ビザスク の創業者であり代表取締役CEOである。東京大学経済学部を卒業後、ゴールドマン・サックス証券、日本ロレアル、MIT MBA、ユニゾン・キャピタルを経て2012年に起業した。1時間単位のスポットコンサルティングという形式を確立し、国内外 60万人以上 の知見者ネットワークを擁するグローバルプラットフォームへと成長させた。2020年に東証マザーズ上場、2021年には米Coleman Research Groupを買収し、知見へのアクセスの民主化を事業として証明している。
経歴
東京大学経済学部卒業後、 ゴールドマン・サックス証券 の投資銀行部門で企業ファイナンスに従事。入社半年で妊娠し1年で退社した後、米国公認会計士(USCPA)を取得し日本ロレアルに入社、ヘレナルビンスタインの予算立案・管理を経験した。その後、子連れで MIT(マサチューセッツ工科大学) に留学しMBAを取得。
帰国後はユニゾン・キャピタルでPE(プライベートエクイティ)投資を5年間経験。投資先の事業分析を行う中で「業界の実態や市場の肌感覚は、書籍やレポートには載っていない」という課題を痛感した。2012年に株式会社ビザスク(旧walkntalk)を設立し、2013年にサービスを正式ローンチした。
主な実績
ビザスクは、新規事業や投資判断に必要な 「知っている人の知見」 に1時間からアクセスできるスポットコンサルティングの仕組みを日本に定着させた。2020年3月に東証マザーズ(現グロース市場)への上場を果たし、ナレッジプラットフォームという新たな市場カテゴリを確立した。
2021年には米国の Coleman Research Group を買収し、国内外60万人以上の知見者ネットワークを擁するグローバルプラットフォームへと飛躍。大企業の新規事業担当者やコンサルティングファームにとって不可欠なインフラとなった。
思想とアプローチ
端羽が創業の原点として語るのは、「必要な知見に アクセスできないもどかしさ」である。起業のきっかけは、ある経営者から1時間のフィードバックを受けた際に「この1時間をマッチングしたらどうだろう」と着想したことだった。業界の実態や市場の肌感覚といった暗黙知こそが事業判断を左右するという確信が、ビザスクの設計思想の根底にある。
「知見と、挑戦をつなぐ」
新規事業の不確実性を下げる最も効率的な手段は 「知っている人に聞くこと」 だという信念のもと、知見の流通を変えるプラットフォームを構築し続けている。