人物概要
林田敦は、野村総合研究所(NRI)のグループ会社である NRIデジタル のビジネスデザイナーとして、企業の新規事業創出やイノベーション推進のアドバイザリーを担うイントラプレナーである。野村ホールディングスへの出向でグループ全体のイノベーションマネジメントを経験し、イノベーション戦略子会社N-VillageのCTOも歴任。技術とビジネスの両面からイノベーションを推進する実践者として活動している。
経歴
神戸電子専門学校を経て、神戸情報大学院大学で 情報システム修士 を取得(2012年)。同年、野村総合研究所にSE/PMとして入社した。
2015年にサンフランシスコの btrax で研修を受け、デザイン思考やイノベーション手法を修得。2016年に野村ホールディングスへ出向し、 グループ全体のイノベーションマネジメント に携わった。2017年にはイノベーション戦略子会社 N-Village に移り、CTOとして新規事業のプロダクトオーナー/プロジェクトマネージャーを担当した。
2019年からNRIデジタルに移り、ビジネスデザイナーとして 企業への新規事業提案や社内新規事業のアドバイザリー に従事している。
主な実績
特筆すべき活動として、約7年間にわたる 「NRIハッカソン」 の運営がある。「エンジニアにスポットライトを当てつつ、外部との共同開発を可能にする」というコンセプトで立ち上げられたこのイベントを、参加者として 2年連続最優秀賞 を受賞しながら、同時に運営側としても推進してきた。
野村HD・N-Village・NRIデジタルと3つの異なる組織を横断してきた経験は、 グループ内のイノベーション推進における組織間連携 のノウハウとして蓄積されている。SE/PMの技術力を基盤に、ビジネスデザインの領域へとキャリアを拡張した点が特徴的である。
思想とアプローチ
林田のアプローチの核心は、 技術起点のビジネスデザイン にある。エンジニアとしてのバックグラウンドを持ちながら、btraxでの研修や野村HDでのイノベーションマネジメント経験を通じて、技術をビジネス価値に翻訳する能力を磨いてきた。
大企業グループ内の 複数組織を渡り歩く ことで得た多角的な視座は、新規事業の提案において「技術的に実現可能か」「事業として成立するか」「組織として推進できるか」の3つの視点を同時に判断する力となっている。