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伊藤 慎介

NTTドコモ
ヘルスケアビジネス推進室 担当課長 新規事業開発 ヘルスケア事業推進 サービス企画

人物概要

伊藤 慎介(いとう しんすけ)は、株式会社NTTドコモのヘルスケアビジネス推進室において担当課長を務める人物である。健康管理アプリ 「dヘルスケア」の事業立ち上げからグロースフェーズ までを一貫して主導してきた。

ドコモが保有する巨大な顧客基盤とdポイント経済圏を活用し、ヘルスケア領域における新規事業を軌道に乗せた社内起業家である。

経歴

NTTドコモに入社後、ビジネスクリエーション部やヘルスケアビジネス推進室、スマートデザイン・開発室などを歴任した。 新規サービスの企画・開発 からグロース戦略の立案まで、事業の上流から下流までを横断的に担当してきた。

ヘルスケア領域において、ドコモの通信インフラとポイント経済圏という大企業アセットを新規事業に結びつける役割を果たした。

主な実績

2018年5月にリリースされた 「dヘルスケア」の事業化を推進 した。dヘルスケアは歩数計測や体重・血圧などの健康データを記録・管理するアプリで、配信されるミッションをクリアするとdポイントを獲得できる仕組みを備える。

このポイント連動型の健康管理サービスは利用者の継続利用を促進し、 累計1,500万ダウンロードを超える成長 を遂げた(2024年5月時点)。dポイントという既存のエコシステムと健康行動の動機づけを組み合わせたサービス設計が奏功した形である。

その後、ドコモはヘルスケア事業を医療DXや治験募集、製薬企業向けデータ利活用など 3本柱で強化する方針 を打ち出しており、dヘルスケアで蓄積したデータ基盤がその中核を担っている。

思想とアプローチ

伊藤が重視したのは 社内キーパーソンへの草の根活動 である。大企業内で新規事業を推進するにあたり、「dヘルスケアを推進することがドコモ全体のためになる」ことを一人ひとりに丁寧に伝え、組織内の理解と協力を獲得した。

大企業のアセットを「借りる」のではなく「活かす」という発想で、 ドコモの顧客基盤・決済基盤・ポイント経済圏 を新規事業の成長エンジンに組み込んだ。大企業ならではのスケールメリットを新規事業に直結させるアプローチは、社内起業家の実践モデルとして参考になる。

関連項目

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