人物概要
泉雅人は、LIFULL seniorの創業者であり初代代表取締役として、 「老後の不安をゼロにする」 をビジョンに掲げ、シニア領域の情報プラットフォーム事業を立ち上げた人物である。LIFULLの社内新規事業提案制度「SWITCH」から生まれたサービスを業界最大級に成長させた実績を持つ。グループの新規事業提案制度のアクセラレーターも兼務し、年間約100件の新規事業提案に関わる。
経歴
2002年に大学を卒業後、営業の基本を学んだ1社目、リクルートでのアントレ事業、Web系ベンチャーでのサービス立ち上げなど、 複数の業界で経験を積んだ 。「自分で事業を作って世の中に価値を生み出せる社長になりたい」という目標を持ち、2010年に株式会社ネクスト(現LIFULL)に中途入社した。
入社直後、立ち上げ1年程度の介護領域サービスに配置され、前任者の体調不良により わずか数日で事業を引き継いだ 。当時は介護メディアとして「圧倒的な3番手」であり、競合との掲載施設数の差は約10倍に及んだが、外部パートナーとの協力によりこの差を埋めることに成功した。
2015年7月、LIFULLの井上社長の「 100人の経営者をLIFULLから育てたい 」という構想のもと、わずか3カ月の準備期間でLIFULL seniorが分社化され、泉が代表取締役に就任した。
主な実績
最大の実績は、業界3番手だった介護施設検索サービスを 業界最大級の「LIFULL介護」 に成長させたことである。情報の非対称性が大きい介護業界において、利用者が適切な施設を見つけられるプラットフォームを構築した。
事業領域は介護施設検索にとどまらず、 「みんなの遺品整理」 などSWITCH制度から生まれた追加サービスも展開し、シニアの生活課題全般をカバーするサービス群を形成している。グループのSWITCH制度ではソーシャルアクセラレーターとして年間約100件の新規事業提案に対応し、後進の育成にも貢献する。
思想とアプローチ
泉の思想の核心は、 「他者のために働く”志事”こそ成長ができる」 という利他の働き方にある。介護という社会課題に正面から向き合い、事業成長と社会貢献を両立させるモデルを実践している。事業の原点にあるのは、情報格差によって適切な選択ができない高齢者や家族の「不」を解消したいという強い動機である。