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イントラプレナー

對馬 哲平

ソニーグループ
augment AI 代表取締役 / 元ソニー wena事業責任者 社内起業家 プロダクト開発

人物概要

對馬哲平は、augment AI株式会社の代表取締役であり、ソニーの新規事業創出プログラム SSAP(Sony Startup Acceleration Program) を通じてスマートウォッチ wena wrist を生み出したイントラプレナーである。1989年生まれ。新卒1年目で社内コンペに優勝し、入社2年目で製品化を実現した。

経歴

大阪大学大学院工学研究科を修了後、2014年に ソニーモバイルコミュニケーションズ に新卒入社した。入社1年目にして社内新規事業コンペ「Seed Acceleration Program(SAP)」に参加し、スマートウォッチのコンセプトで 優勝 を果たした。

入社2年目には事業統括課長に抜擢され、wena wristの 商品化と市場投入 を実現。クラウドファンディングでの大成功を皮切りに、wena事業の責任者として事業拡大を牽引した。wena wrist、wena 3と製品ラインナップを拡充し、SSAPの代表的な成功事例としてソニーの新規事業文化を象徴する存在となった。

2025年7月、ソニーグループからwenaの 商標・特許を継承 してaugment AI株式会社を設立。2026年2月にソニーがwena事業を終了した後、3月に新製品「wena X」のクラウドファンディングを開始し、独立企業としてwenaの復活に挑んでいる。

主な実績

最大の実績は、 新卒入社2年目でスマートウォッチ「wena wrist」を商品化 したことである。バンド部分にスマートウォッチの機能を集約し、好きな時計のヘッド部分と組み合わせられるというコンセプトは、「腕時計を愛する人のためのスマートウォッチ」として市場に新しいカテゴリを創出した。

SSAPを通じた約10年間の事業運営を経て、ソニーからの スピンアウト を決断。augment AIとして独立後、世界最小クラスのスマートウォッチ「wena X」を開発し、2026年3月にクラウドファンディングを開始した。大企業の中で生まれた事業を、創業者自らが引き継いで独立させるという新しいカーブアウトの形を実践している。

思想とアプローチ

對馬の思想の核心には、 「世界を変えるチャンスは人生で4回しかない」 という信念がある。限られたチャンスを逃さず形にするために、大企業の中であっても起業家のように行動し、スピードを最優先してきた。

「諦めきれなかった」という言葉に象徴されるように、 自分が生み出したプロダクトへの強い執着 がアプローチの原動力である。ソニーがwena事業を終了した後も、商標・特許を継承して独立するという選択をした背景には、ユーザーコミュニティへの責任感と、wenaの持つ可能性への確信がある。大企業の新規事業から独立し、さらに進化させるという軌跡は、イントラプレナーのキャリアパスに新たなモデルを提示している。

関連項目

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