概要
KEIKYU ACCELERATOR Program(京急アクセラレータープログラム)は、京浜急行電鉄株式会社が運営するオープンイノベーション型の事業共創プログラムである。2017年に開始し、スタートアップとの協業を通じて沿線地域の課題解決と新規事業の創出を目的とする。第1〜3期の期次制プログラムでは累計約380社の応募があり22社が採択された。この取り組みを通じて実証実験17件・事業化3件・資本提携2件の成果を積み上げてきた。
2024年2月に常時募集型へリニューアルし、「モビリティ」と「街づくり」の2プラットフォームを軸に随時協業を開始できる仕組みへと進化した。第2・3期はSamurai Incubateが運営パートナーを担い、リニューアル以降はそのスピンオフであるReGACY Innovation Groupが運営を引き継いでいる。
プログラムの特徴
本プログラムは5つのテーマ領域を設定し、スタートアップと鉄道事業者の強みを掛け合わせた実証実験を重視する。採択後は京急グループの複数事業部門と連携しながら沿線エリアでのPoC(概念実証)を実施できる点が特徴である。第2期では10のグループ会社・部門が参画した。
常時募集型への移行後は期次制の公募・デモデイという従来の時間軸に縛られず、課題と解決策のマッチングが確認された段階で随時協業を開始できる。また、横須賀など特定地域に特化した「in YOKOSUKA」サブプログラムも展開している。
取り組み領域
プログラムが設定する5テーマは以下のとおりである。
- Mobility(移動) — ラストマイル交通・MaaS・次世代モビリティ
- Living & Working(くらし・働き方) — 沿線住民の生活改善・リモートワーク支援
- Retail(買い物) — 駅周辺商業・EC・小売DX
- Entertainment(観光・レジャー) — 三浦半島・横須賀エリアの観光振興
- Connectivity(テクノロジーの活用) — データ活用・AI・IoTによる既存事業のアップデート
関連項目
参考文献・出典
- 京浜急行電鉄ニュースリリース「『KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM』第2期を開始」(2018年11月)https://www.keikyu.co.jp/company/news/2018/20181121HP_18171NS.html
- 京浜急行電鉄ニュースリリース「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM 第2期採択企業決定」(2019年4月)https://www.keikyu.co.jp/company/news/2019/20190417HP_19020AK.html
- 京浜急行電鉄ニュースリリース「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM 第3期参加企業発表」(2020年6月)https://www.keikyu.co.jp/company/news/2020/20200602HP_20021IT.html
- 京浜急行電鉄ニュースリリース「常時募集型にリニューアル」(2024年2月)https://www.keikyu.co.jp/company/news/2023/20240201HP_23120YM.html
- 京浜急行電鉄ニュースリリース「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM in YOKOSUKA 採択3社」(2024年11月)https://www.keikyu.co.jp/company/news/2024/20241106HP_24109MK.html
- KEIKYU ACCELERATOR 公式サイト https://openinnovation.keikyu.co.jp/