小田急電鉄
Odakyu Electric Railway Co., Ltd.
首都圏の大手私鉄。社内事業アイデア公募制度「climbers」から、獣害に悩む地域と狩猟初心者をマッチングする「ハンターバンク」を生み出した。沿線外の社会課題にも事業として取り組む鉄道会社の新しい姿を示している。
企業概要
- 企業名
- 小田急電鉄
- 業種
- 鉄道・運輸
- 所在地
- 東京都新宿区
- 創業
- 1948年
- 公式サイト
- www.odakyu.jp
企業概要
小田急電鉄株式会社は、新宿から小田原・箱根方面を結ぶ鉄道路線を運営する 首都圏の大手私鉄 である。1948年に東急電鉄から分離独立して設立された。鉄道事業を基盤に、不動産、流通、ホテルなど多角的な事業を展開している。近年は 社会課題の解決を起点とした新規事業 の創出に注力しており、社内の事業アイデア公募制度を整備している。
新規事業への取り組み
小田急電鉄は、社員一人ひとりのアイデアから新しい事業を生み出すための公募制度 「climbers」 を運営している。新しい価値提供と社会課題解決を軸にビジョンを描き、ビジネスを創出する仕組みであり、鉄道事業の既存の枠組みにとらわれない 自由な発想 を奨励している。
climbersの特徴は、沿線の地域課題に限定せず、 日本全体の社会課題 を事業機会として捉える点にある。提案者が自ら事業責任者となり、社内リソースを活用しながら事業化を推進できる。鉄道会社の社員が狩猟プラットフォームの立ち上げに取り組むという事例は、この制度の自由度の高さを象徴している。
SDGs達成への貢献も企業戦略に組み込まれており、 社会課題の解決と事業成長の両立 を目指す姿勢が明確である。
主な新規事業・事例
ハンターバンク
ハンターバンク は、獣害に悩む農林業者と、狩猟に関心のある初心者ハンターをマッチングするプラットフォームである。climbersに応募・採択されたアイデアから事業化され、2022年6月にサービスを開始した。
発案者は大学時代から地域づくりに関心を持ち、登山を通じてシカやイノシシによる 山の生態系の荒廃 を目の当たりにしたことがきっかけとなった。全国で年間約200億円に達する農作物被害と、ハンターの高齢化・減少という二重の社会課題に対し、 「週末ハンター」というライフスタイル を提案することで解決を図る。
サービスは、狩猟に必要な道具の用意、日々の見回り、獲物の解体までを ワンストップでサポート する設計となっている。初心者でも狩猟を始められる環境を整備することで、狩猟の裾野を広げ、結果として獣害の低減につなげる。
当初は小田原エリアで実証を開始し、その後 全国展開へと拡大 。2024年10月には「現地運営パートナー」の募集を開始し、地域のパートナー企業を通じた横展開モデルを構築している。関係人口の創出という観点からも地方自治体から注目を集めている。
アプローチと特徴
小田急電鉄のアプローチは、 鉄道会社の事業ドメインを根本から拡張する 点にある。従来の鉄道会社の新規事業は沿線開発や駅ビル事業など、鉄道資産の周辺に限定されがちであった。しかしハンターバンクは沿線とは直接関係のない 獣害問題 を対象としており、事業領域の制約を自ら取り払っている。
社内公募制度「climbers」の運営により、 ボトムアップ型のイノベーション文化 を醸成している点も重要である。鉄道という安定事業を基盤に持つ大企業において、社員の多様な関心を事業化の種として活用する仕組みは、人材のエンゲージメント向上にも寄与している。
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