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事業会社

清水建設

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Shimizu Corporation

220年の歴史を持つ日本を代表する総合建設会社。「スマートイノベーションカンパニー」への変革を目指し、江東区潮見に大規模なイノベーションと人財育成の拠点「温故創新の森 NOVARE」を開設。オープンイノベーションの牽引役を担う。

企業概要
企業名
清水建設
業種
建設・不動産・インフラ
所在地
東京都中央区京橋
創業
1804年
公式サイト
www.shimz.co.jp

企業概要

清水建設株式会社は、1804年(文化元年)に初代・清水喜助が江戸・神田鍛冶町で創業した大工をルーツに持つ、日本の大手総合建設会社(スーパーゼネコン5社の一角)である。「子どもたちに誇れるしごとを。」というコーポレートメッセージのもと、日本国内の巨大施設やインフラ、歴史的建造物から、海外における大規模プロジェクトまで、世界中で社会の基盤づくりに貢献してきた。

近年、人口減少、働き手の不足(職人不足)、気候変動問題、スマートシティ化の波といった建設業界特有の構造的課題を背景に、単なる「建物を造り、引き渡す(請負ビジネス)」ゼネコンから、不動産開発や施設運営、さらには未来の社会課題を解決する事業を展開する「スマートイノベーションカンパニー」への戦略的シフトを急ピッチで進めている。

事業内容・特徴

基幹事業である長年の建築事業・土木事業と、それらに関わる高度な技術研究・開発を持つ。

建物の設計・施工だけでなく、近年は都市再開発事業(まちづくり)や、環境・エンジニアリング事業への投資を拡大している。「施工管理のデジタル化(BIMの活用など)」「ロボットを用いた建設現場の無人化技術」「環境と健康に配慮したオフィス空間の提供」などにおいて、ディープテック寄りの高度な自社技術を多数保有している。

イノベーションへの取り組み

清水建設におけるイノベーションは、「モノづくり(建設技術)」の高度化と、「コトづくり(サービスの提供や新しい都市機能の創造)」の2つのアプローチで推し進められている。これを全社的に実現するための最大の投資であり、構造変革の象徴となるのが、2023年より東京都江東区(潮見)に順次オープンした総延床面積約9万平米に及ぶ大規模イノベーション・人財育成の横断拠点**「温故創新の森 NOVARE(ノヴァーレ)」**である。

「NOVAREラテン語で『新しい』の意」は、単なる研修施設ではなく、清水建設が持つ多様な技術力を実証し、さらに社会に対して「共に新しい価値を作りませんか」と呼びかけるための、巨大なオープンイノベーション・プラットフォームとして設計されている。

主な実績・ケース

この巨大施設「NOVARE」の企画・運営の中核を担うのが、岩城和幸が所属するNOVAREプロモーションユニットである。

施設のハードウェアを充実させるだけでなく、そこに魂を入れるための「ソフト(コミュニティビルディング)」の構築に同社は最も注力している。岩城のような「コンダクター(触媒役)」を配置し、施設の利用目的に「社内外の異質な才能の交差点」という機能を持たせた。

施設の多様な会議室、技術実験フィールド、さらには実物大のモックアップ作成施設などを、起業家、スタートアップ企業、若手の建築家・クリエイター、大学生のコミュニティ(ASIBA等)、そして異業界の企業に対して積極的に開放し、共同の実証実験やワークショップを連日のように開催している。 「自前主義が強い」と言われるゼネコンの歴史において、自らアセットを外部にさらし、対話を通じて業界の枠を超えた社会システム構築(MaaS、地域振興、サステナビリティ領域など)の共創を目指す清水建設の取り組みは、インフラ関連企業のイノベーションのモデルケースとして業界外からも大きな注目を集めている。

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