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岩城 和幸

清水建設
NOVAREプロモーションユニット コンダクター オープンイノベーション推進 コミュニティビルド 施設運営戦略

人物概要

岩城 和幸(いわき かずゆき)は、日本を代表する総合建設会社(スーパーゼネコン)である清水建設株式会社のNOVARE(ノヴァーレ)プロモーションユニットに所属し、「コンダクター」という独自の肩書きを持つ人物である。

建設業界を取り巻く急速なデジタル化と事業環境の変化の中、清水建設が掲げる「スマートイノベーションカンパニー」への変革を、社員の意識改革とオープンイノベーションの推進という「ソフト面」から牽引するキーマンである。

経歴・実績

清水建設において、イノベーション推進や新規事業領域の開拓に深く関与してきた。単なるビルやインフラの建設というハードの提供にとどまらず、新しい都市のあり方や社会課題を解決するための共創プロセスの重要性を提唱してきた。

同社が東京・江東区に総力を挙げて開設した大規模なイノベーションおよび人材育成の複合拠点「温故創新の森 NOVARE(ノヴァーレ)」のプロジェクトにおいて、全社的なイノベーション創出のハブとしての機能を設計し、社内外のプレイヤーを巻き込むエコシステムの構築に尽力している。

現在の職務・プロジェクト

「NOVARE」は、歴史資料館や研修センターのみならず、最新の建設技術の検証フィールドや、スタートアップなど異業種との実証実験を行うための広大な共創スペースを備えた拠点である。

岩城の主要なミッションは、この巨大なハードウェア(施設)に魂を吹き込み、実効性のあるオープンイノベーションの「場」として機能させるための運営戦略(プロモーションおよびコミュニティビルド)の完遂にある。

  • イノベーションマインドの醸成: 施設の「利用整備」という枠を超え、清水建設の社員一人ひとりが新規事業や外部との連携に向けてマインドシフトできるよう、多様な社内向け啓蒙活動やワークショップを推進している。
  • 共創エコシステムのオーガナイズ: 若手建築家、テクノロジースタートアップ、研究機関などの社外プレイヤーをNOVAREに誘致し、「場」を提供するだけではなく、自らが触媒(コンダクター)となって清水建設の技術・リソースと彼らのアイデアを接続し、社会実装に向けたプロジェクト組成を支援している。建築学生や若手クリエイターが参加する「ASIBA(アシバ)」などとのコラボレーションも手がけている。

思想とアプローチ

大企業による共創施設やイノベーションラボが陥りちな「立派な箱(ハコ)は作ったが、中身が伴わず単なるイベントスペース化してしまう」という現象に強い危機感を持っている。

そのため、岩城のアプローチは「場」そのもののアップデートのみならず、「組織(運営者・施設関与者)」のアップデート戦略を最重要視している。社外から新しい知をもたらすゲストを迎えるにあたり、まずは受け入れる側の社員がフラットでオープンな姿勢を持つこと、そして「事業化への強いコミットメント」を持つことの重要性を説き、ゼネコンならではの重厚長大な調整プロセスの打破に挑戦している。

関連項目

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