人物概要
池田 寛人(いけだ ひろと)は、株式会社ファンベースカンパニーのCFO兼COOを務める人物である。野村ホールディングスにおける新規事業開発やアクセラレータープログラムの立ち上げ経験を活かし、 大企業発の新会社設立 を自ら実践した。
「ファンベース」という概念に共感し、野村ホールディングス・アライドアーキテクツ・佐藤尚之氏の3者による合弁会社の設立を推進した立役者である。大企業の金融知見とスタートアップの機動力を掛け合わせ、自ら事業創造を実践してきた。
経歴
慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、 2007年に野村證券に入社 した。営業部門でリテール営業を担当し、アセットマネジメントや事業承継コンサルティングなど幅広い金融業務を経験した。
2016年に野村ホールディングスへ出向し、 新規事業開発部門 でアクセラレータープログラムの立ち上げに従事した。大企業における新規事業創出の仕組みづくりに取り組む中で、既存顧客との関係性を深化させる「ファンベース」の考え方に強く共感した。
佐藤尚之(さとなお)の著書『ファンベース』を読んだことをきっかけに、著者本人にコンタクトを取り、2019年5月に株式会社ファンベースカンパニーを設立。取締役として参画した。
主な実績
ファンベースカンパニーでは、プロデューサー業務と財務業務を兼務しながら、 ファンベース×ファイナンス という独自領域のサービス開発を推進している。企業のファン株主づくりや、ファンコミュニティを基盤とした金融サービスの設計に取り組む。
野村ホールディングス時代には、社内アクセラレータープログラムの企画・運営を通じて、 複数の新規事業プロジェクト の創出に貢献した。大企業の組織リソースを活用しながら、外部パートナーとの共創による事業開発の手法を確立した。
思想とアプローチ
池田は金融業界で培った 顧客との深い信頼関係構築 の手法を、新規事業開発にそのまま持ち込んでいる。野村證券の営業時代には、担当顧客を絞り込み、一人ひとりの経営者に対して徹底的に向き合う姿勢を貫いた。
ファンベースの思想に共鳴した背景には、マス広告に依存した従来型マーケティングの限界を感じていたことがある。企業にとって最も重要な資産は「ファン」であり、 ファンとの関係性を深めることが持続的な事業成長につながる という信念のもと、金融とファンベースの融合領域で事業を展開している。