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支援者

石川 明

インキュベータ
インキュベータ 代表取締役 / 元リクルート「New-RING」事務局長

人物概要

石川明は、日本における 新規事業開発の第一人者 として知られる人物である。リクルートで新規事業提案制度「New-RING(現Ring)」の事務局長を7年間務め、1,000件以上の起案に伴走した。その後All Aboutの創業に参画し、JASDAQ上場を経験。現在は株式会社インキュベータ代表取締役として、 累計150社・2,500案件以上 の新規事業創出を支援している。

経歴

1988年に上智大学を卒業後、リクルートに入社。1993年から2000年までの7年間、新規事業開発室のマネージャーとして「New-RING」事務局長を務めた。この時期のリクルートは激動の中にあり、新しい事業の柱を創出することが至上命令だった。石川は単なる制度運営者ではなく、起案者一人ひとりと泥臭く 仮説検証を繰り返す究極の伴走者 だった。

2000年、長年インキュベートする側から自ら事業を立ち上げる側へ転じ、江幡哲也氏らと共に総合情報サイト「All About」の創業に参画。事業部長・編集長として10年間事業を牽引し、2005年のJASDAQ上場を支えた。2010年に独立し新規事業インキュベータ石川明事務所を開業、2016年に株式会社インキュベータとして法人化した。

主な実績

リクルート時代に蓄積した「事業の生死を分ける知見」は、のちに同社のステージゲート制度などの標準プロセスへと昇華された。起案者の負(Negative)の解像度を極限まで高め、 意志(Will)の強度 を問い続ける手法は、日本の新規事業開発における一つの型となっている。

独立後は大企業を中心に150社以上で新規事業創出を支援し、累計5,000人以上の社内起案者の事業化承認に伴走してきた。著書『はじめての社内起業』は社内起業家のバイブルとして読み継がれ、『 Deep Skill ディープ・スキル』はビジネス書のベストセラーとなった。属人的な天才のひらめきに頼るのではなく、誰でも実践可能な「プロセス」として事業創造を体系化した功績は大きい。

思想とアプローチ

石川の思想の根幹は、 良い起案を「待つ」のではなく「作り出す」 という環境設計の発想にある。事務局(OS)の質が新規事業の成功率を決定するという考えのもと、起案者と伴走者の補完関係を重視する。燃えるような意志を持つ起案者と、冷徹に仮説を問うインキュベーターの両輪があってこそ、事業は育つと説く。

「新規事業は、才能ある個人のひらめきではなく、仕組みとして再現できるものだ。大切なのは、起案者の『不』の解像度を上げ、意志の強度を引き出す伴走の技術である」

著書

石川は新規事業開発の実務に根差した複数の著書を執筆している。『 はじめての社内起業』では社内起業ならではの5つの壁と6つのステップを体系化し、『Deep Skill ディープ・スキル』では組織の中で成果を出すための対人関係スキルを掘り下げた。『新規事業ワークブック』は実践的なワーク形式で事業構想を磨くためのガイドブックとして、多くの企業研修で活用されている。

石川 明の名言

関連書籍

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