人物概要
酒井希望は、コクヨファニチャー事業本部のソリューション企画部長として、防災ブランド 「ソナエル」 の事業戦略を担う人物である。2006年の新卒入社以来、防災領域で10年以上のキャリアを築き、全国約4,000名の防災担当者とのネットワークを持つ。
経歴
2006年にコクヨへ新卒入社し、最初の1年半は文具製品の直販営業に従事した。 2007年頃から防災事業部門 に異動し、以降は防災を専門領域として事業企画、物流管理、営業運営を幅広く担当してきた。
約7年間運営されてきた防災事業が停滞感を見せ始めた頃、岡田量太郎とともに事業変革の構想を練り始めた。二人で策定した事業計画を経営層に提案し、承認を得て ソナエルブランドの立ち上げ を実現した。2019年からはファニチャー事業本部ソリューション企画部長として防災事業の全体統括を担う。
主な実績
最大の実績は、コクヨの防災事業を 製品販売型からコンサルティング型 へと転換したことである。全国約4,000名の防災担当者との関係を基盤に、備蓄品の販売にとどまらない長期的なパートナーシップモデルを構築した。
ソナエルは 「はたらくに よりそう 防災のかたち」 をコンセプトに掲げ、Good Design Award 2018 BEST100に選出されるなど、デザインと事業の両面で評価を得ている。
思想とアプローチ
酒井のアプローチは、 現場で蓄積した顧客理解を事業戦略に昇華させる 点にある。10年以上にわたり防災担当者と向き合ってきた経験から、企業防災の本質的な課題を把握し、それを解決するビジネスモデルを設計した。岡田のデザイン力と自身の事業構築力を組み合わせた「事業家とデザイナーのコンビ」が、ソナエルの競争力の源泉となっている。
参考文献
- 【コクヨ_ソナエル】事業家 × デザイナーのコンビで防災市場を変革する(Incubation Inside)
- 酒井 希望|コクヨ株式会社 ファニチャー事業本部 ソリューション企画部 部長(アマナ)
- 防災をデザインする ─社会的意義を啓発するビジネスとデザインの在り方(それからデザイン, 2018年10月)





