Wiki by IntraStar
イントラプレナー

佐久間 嶺央

日本航空
イノベーション本部 エアモビリティ創造部 新規事業開発 エアモビリティ アライアンス構築

人物概要

佐久間 嶺央(さくま れお)は、日本航空株式会社(JAL)のイノベーション本部 エアモビリティ創造部に所属する人物である。

「JAL」という巨大な民間航空ブランドのもと、既存の大型航空機による都市間輸送というコア事業の枠組みを超え、「空飛ぶクルマ(eVTOL)」や「ドローン」といった次世代エアモビリティ領域の新規事業立ち上げと社会実装を最前線で牽引しているイントラプレナーである。

経歴・実績

日本航空に入社後、航空業界を取り巻く急速なテクノロジーの進化と、環境問題・地方の過疎化といった社会課題に対し、航空会社の新たなインフラとしての可能性を模索してきた。

JALが中長期的な成長戦略の中核としてイノベーション統括本部(およびエアモビリティ創造部)を新設したことに伴い、次世代モビリティ事業の推進メンバーとして参画。

ドローンの社会実装に向けた実証実験の推進をはじめ、将来的には「空飛ぶクルマ」を用いた都市内のエアタクシー事業や、過疎地と都市を結ぶ新たな交通インフラの構築など、JALが長年培ってきた「安全な運航管理ノウハウ」を新しい移動手段(モビリティ)へと拡張(トランスフォーム)させる役割を担っている。

現在の職務・プロジェクト

「エアモビリティ創造部」における佐久間の主要なミッションは、**日本国内外の次世代モビリティに関わるスタートアップ事業者(機体メーカーやシステム開発会社など)、および自治体や異業種企業とのアライアンス(体制構築)**である。

航空業界は極めて高い安全性が求められるため、単一の企業だけで新しい移動手段のインフラを構築することは不可能である。そのため、オープンイノベーションの手法を大前提とし、自社の強力なアセット(運航管理技術、整備ノウハウ、ブランドへの信頼感)をテコにして、パートナー企業との協業を推進している。

具体的には、過疎地や離島における医薬品・日用品のドローン配送実証実験の企画・実行や、2025年などのマイルストーンに向けた「空飛ぶクルマ」の運航スキームのビジネスモデル構築など、未来の空のインフラに向けたロードマップを描き、社内外のステークホルダーを巻き込んでいる。

思想とアプローチ

佐久間をはじめとするエアモビリティチームのアプローチは、「航空業界の閉鎖性を打ち破り、空を開放する」ことにある。

既存の航空事業が「点と点を結ぶ巨大なシステム」であるのに対し、次世代エアモビリティは「生活圏に近いパーソナルな空の移動」である。この全く異なる時間軸とリスクプロファイルを持つ事業を、いかにして保守的(安全第一)な航空会社の社内に定着させるかにおいて、社内外のハブ機能(カタリスト)としての役割を果たしている。「空の安全を守り続けてきたJALだからこそ、空の未来のインフラを作る責任がある」という大義名分を掲げ、社内決裁と社会的なコンセンサスを同時に形成していく泥臭いアプローチを実践している。

関連項目

情報の修正・追加を提案
登録して新規事業の最新情報を受け取る
NEWSLETTER

IntraStar NEWS

新規事業の事例・セミナー情報・スタートアップの資金調達情報を ほぼ毎週お届け。1,200名超のイントラプレナーが読んでいます。

Powered by Substack ・ いつでも配信停止できます