PoC(Proof of Concept)
PoC(Proof of Concept) とは、新しいアイデアや技術が実現可能かどうかを検証するための概念実証のことである。「概念実証」「プルーフ・オブ・コンセプト」とも呼ばれる。リーンスタートアップにおける最も初期の検証ステップであり、MVPの前段階として「作れるかどうか」を確認する役割を担う。日本では「PoC疲れ」と呼ばれる、検証が目的化して事業化に至らない構造的問題が深刻化している。
定義
特定の技術・アイデアの技術的実現可能性を、限定的なスコープ・期間・予算で検証する活動。PoCは「作れるか」を問うのに対し、MVPは「顧客に価値を届けられるか」を問う点で異なる。ある調査では大企業が実施したPoCの約8割が事業化に至らないとされ、「仮説と判断基準の事前設定」「出口設計(Next Stepの事前定義)」の有無が成否を分けるとされる。
主な特徴
- 期間は最長3ヶ月・予算500万円以下を原則とし、検証範囲を絞り込む
- 開始前に「何を検証するか(仮説)」と「成功/失敗の定量基準」を文書化して合意する
- PoCの結果に応じた3パターン(MVP移行/仮説修正/撤退)を事前に定義しておく
- PoCは入口ではなく出口から設計する
- 技術的リスクが低い場合はPoCを省略してMVPから着手する方が効率的
さらに詳しく
本用語の PoC疲れの構造・1.2億円投じて事業化ゼロの事例・出口設計の具体的手順 など深い解説は、以下の記事を参照。
→ PoC(Proof of Concept) — 詳細解説記事
関連項目
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