人物概要
田中章愛は、 ロボットトイ「toio(トイオ)」の生みの親 であり、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのtoio事業推進室室長を務める。佐世保工業高等専門学校を2002年に卒業後、筑波大学に編入・大学院に進学し、レスキューロボットの研究でRoboCup Rescue世界大会に出場。2006年にソニーへ入社し、ロボットの研究開発に従事した。
経歴
2013年にスタンフォード大学へ客員研究員として留学。帰国後、社内の新規事業創出プログラム「SAP Creative Lounge」の立ち上げに関わった。 2016年にtoioの企画を社内起業プログラムSAP(現SSAP)に提案し採択 。同僚とともに社内スタートアップとして企画・開発・商品化を推進した。
2017年に外部発表、2018年から量産開発を進め、 2019年に全国販売を開始 した。toioはプログラミング教育やSTEAM教育の分野で広く採用されている。
思想・哲学
田中は「 『学ぶ』より『ハマる』経験 」を重視する。子どもがロボットを通じて遊びながら創造性を育む体験を設計することにこだわり、toioのコンセプトである「好きなものをキューブに乗せて自由に遊ぶ」という発想はここから生まれた。高専時代からのものづくりへの没頭が、社内起業家としての原動力になっている。