人物概要
田中和貴は、ライオンの社内新価値創造プログラム 「NOIL」 から生まれた株式会社休日ハックの代表取締役社長である。関西学院大学経済学部卒。ライオンの営業職から出向起業という形で独立し、 体験型サービス「休日ハック!」 を立ち上げた。カーブアウト型の新規事業創出の代表的な事例として知られる。
経歴
2013年にライオン株式会社に入社し、東京、福岡、大阪の3拠点で 営業職 に従事した。エリア戦略の立案や社内の働き方改革プロジェクトにも参画している。
2019年4月にNOILが開始されると応募し、 100件の応募の中から10件に選出 された。当初は「コミュニティー機能付きの定額制定食屋」を提案したが、メンターの指導を受けて顧客課題に向き合い、「マンネリ化した日常を少し変化させる事業」へピボット。2020年2月に 株式会社休日ハック を出向起業の形で設立した。
主な実績
2020年10月に 「休日ハック!」 をリリースし、日本刀の試し切り体験やパイロット体験など、非日常の体験を提供するサービスとして展開した。リリースから 2カ月で会員登録者数15,000人を突破 する急成長を見せた。
コロナ禍に対応して2021年3月には自宅で体験できる 「おうちハック!」 を開始し、謎解きや陶芸など100種類以上の体験キットを送付するサービスに発展させた。LINE登録者数は40,000人を超え、2021年7月にライオンが全株式取得を発表。 2022年1月に取得が完了 し、完全子会社化された。
思想とアプローチ
田中のアプローチは、 「のらりくらりとした会社員人生」を自ら変える行動力 にある。営業現場で培った実行力と、メンターの助言を素直に受け入れる柔軟性が、アイデアの磨き込みとスピーディーな事業立ち上げを可能にした。初期アイデアからの大胆なピボットと、コロナ禍への迅速な対応は、イントラプレナーに求められる適応力を体現している。