プログラム概要
Plug and Play Japan Summer 2026 Batchは、2026年6月から9月にかけて実施される3カ月間のコーポレートアクセラレータープログラムである。260社を超える応募の中から国内外スタートアップ42社が採択され、日本企業21社(50%)・海外企業21社(50%)という構成で運営される。
今期の特徴として、AI Center of Excellence(AIコエ)が新設された点が挙げられる。従来のDeeptech・Energy・Health・Insurtech・Mobility & Physical AIの5領域に加わり、AIを横断テーマとして位置づけた体制が整備された。海外採択企業の内訳は、南北アメリカ9社・ヨーロッパ中東9社・アジアパシフィック3社となっており、グローバルなスタートアップエコシステムとの接点が特徴の一つになっている。
6つの事業領域
| 領域 | 特徴 |
|---|---|
| AI Center of Excellence | 今期新設。AI実装・AI活用戦略を横断領域として扱う |
| Deeptech | 素材・バイオ・量子・ロボティクス等の技術集約型スタートアップ |
| Energy | 再エネ・蓄エネ・グリーン水素・カーボンマネジメント |
| Health | デジタルヘルス・医療機器・ウェルビーイング |
| Insurtech | 保険×テクノロジー、リスク評価・契約デジタル化 |
| Mobility & Physical AI | 自動運転・物流ロボット・フィジカル空間のAI化 |
プログラム内容
個別面談・ワークショップ・メンタリング・ネットワーキング・勉強会など多様なコンテンツで構成される。今期は国内拠点(京都・大阪・神戸・東海・福岡)を活用した地域産業クラスターとの接点強化が新たに取り入れられた。
採択スタートアップには、大企業パートナーとの直接の業務連携機会が提供される。物流課題に取り組むEvery WiLL(ラストワンマイル配送効率化)など、社会課題解決型スタートアップも採択されている。
Plug and Play Japanの位置づけ
Plug and Play Japanは、シリコンバレーを本拠地とする世界最大級のアクセラレーター「Plug and Play」の日本法人である。世界60カ所以上の拠点ネットワークを持ち、グローバルなスタートアップエコシステムと日本企業をつなぐ役割を担っている。
2026年には投資ファンド「Plug and Play Japan Fund I」も設立しており、支援から投資まで一貫したエコシステムを構築している。