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制度・プログラム事例

SPINX(スピンオフ・スピンアウト特化型事業化支援プログラム)

ゼロワンブースターキャピタル株式会社(01Booster Capital)
カーブアウト 運営中
制度・プログラム概要
運営企業
ゼロワンブースターキャピタル株式会社(01Booster Capital)
種別
カーブアウト
開始年
2024年
状態
運営中
公式サイト
spinout.01booster.com

History & Evolution

2024年

SPINX プログラム開始

ゼロワンブースターキャピタルが大企業・研究機関のスピンオフ・スピンアウト支援に特化したプログラム「SPINX」を立ち上げ。「Spinoff/spinout INnovation eXperience」の略で、カーブアウト型起業家の発掘・育成・伴走を目的とする。

2024年9月

SPINX NOVARE 2024 開催

清水建設のイノベーション拠点「温故創新の森NOVARE」でSPINXプログラムの修了者・予備軍によるピッチイベント「SPINX NOVARE 2024」を開催。スピンオフ・スピンアウトを検討する事業会社関係者やスタートアップ経営者など約100名が参加した。

2025年1月〜

SPINX KYOTO(京阪神地域特化版)開始・第1期14名採択

京阪神エリアのカーブアウト・スピンアウト推進を目的に「SPINX KYOTO」を立ち上げ。第1期で14名を採択し、地元パートナーと連携して伴走支援を実施。

2025年〜2026年

SPINX KYOTO 第2期 参加者募集

第1期の実績を踏まえ、SPINX KYOTOの第2期参加者を募集。地域の産学官連携パートナーとともに、関西発の大企業スピンアウト支援を継続・拡充。

概要

SPINX(Spinoff/spinout INnovation eXperience)は、ゼロワンブースターキャピタル株式会社(01Booster Capital)が運営する、大企業・研究機関のスピンオフ・スピンアウトに特化した事業化支援プログラムである。

日本では新規事業創出支援の多くが「大企業の中で事業を育てる」アプローチを採るが、SPINXは「社外に切り出して独立させることを前提とした伴走」という点で明確に差別化される。社内起業家・研究者がカーブアウトの決断から独立法人化・外部資金調達まで一連のプロセスを経られるよう、専門的な支援を行う。

プログラムの構成

メインプログラム

国内全域を対象としたSPINXメインプログラムでは、カーブアウト・スピンアウトを検討する社内起業家・研究者に対して伴走支援を行う。カーブアウトのスキーム設計・資本政策・親会社との交渉・外部資金調達に関するメンタリング・ワークショップが中心となる。

01Booster Conferenceなどゼロワンブースターグループの既存イベント・ネットワークとも接続することで、スタートアップ支援コミュニティ全体との接点も提供する。

SPINX NOVARE(ピッチコンテスト)

SPINX NOVAREは、プログラム修了者・カーブアウトスタートアップ経営者が投資家・パートナー企業の前でピッチする実績発表の場だ。2024年9月には清水建設のイノベーション拠点「温故創新の森NOVARE」で開催され、スピンオフ・スピンアウトを検討する関係者やスタートアップ経営者など約100名が参加した。

このイベントは、「カーブアウトスタートアップという存在を、投資家と社会に可視化する」という啓発的機能を持つ。独立後の資金調達・連携機会の創出に直結する登竜門として位置づけられている。

SPINX KYOTO(地域特化版)

SPINX KYOTOは、京阪神エリアに特化したカーブアウト・スピンアウト促進プログラムである。2025年1月より地元パートナーと連携して開始し、第1期で14名を採択した。

京都・大阪・神戸に集積する大学・製造業・バイオ系研究機関のポテンシャルに着目し、関西発の大企業スピンアウトを増やすエコシステム形成を目指す。エリア特化型プログラムとして、地域の産学官連携パートナーとの協力体制を軸に運営される。

スピンアウト支援という潮流における位置づけ

2024〜2026年にかけて、大企業のカーブアウト・スピンアウトを後押しする民間機関が増加している。UTokyo IPC・出向起業スピンアウトキャピタル・NEDO HiP・01Booster Capital SPINXなど、異なるアプローチを持つプレイヤーが並立している。

SPINXが他のプログラムと差別化される点は、「ゼロワンブースターキャピタルという投資機関が運営主体である」こと、および「SPINX NOVARE・SPINX KYOTOという複数形態でエコシステムを広げている」構造にある。

関連項目

参考文献・出典

成功の鍵

1

スピンオフ・スピンアウトに特化した専門支援

大企業のアクセラレータープログラムが「社内での事業化」を軸とするのに対し、SPINXは「社外への切り出し(スピンオフ・スピンアウト)」を前提とした特化型設計。独立法人化・外部資金調達・資本政策設計という固有のプロセスを専門的に支援する。

2

ゼロワンブースターキャピタルの投資機能との連動

プログラム運営主体であるゼロワンブースターキャピタルは投資機能も持つ。支援対象の社内起業家が独立法人化するタイミングで、資本参加も視野に入れた一体的な支援が可能な設計だ。

3

SPINX NOVARE による実績の可視化と登竜門化

プログラムの成果発表の場としてSPINX NOVAREを設け、カーブアウトスタートアップへの認知と資金の流れを作る。投資家・パートナー企業との接点創出の場として機能させることで、独立後の調達・連携を加速する。

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