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支援企業

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(UTokyo IPC)

UTokyo Innovation Platform Co., Ltd.

東京大学が全額出資する大学VC。起業支援・ベンチャー投資・DEEP TECH DIVEの3機能を持ち、大学発スタートアップの創出と大企業カーブアウト支援を担う。AOI1号ファンド(約256億円)を軸に、大企業のカーブアウト・JV設立投資とプレシード育成投資を展開。カーブアウト支援プログラムは6ヶ月間無償で事業計画策定から資本政策まで伴走する。

企業概要
企業名
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(UTokyo IPC)
業種
VC / 大学発スタートアップ支援 / カーブアウト支援
所在地
東京都文京区
創業
2016年
公式サイト
www.utokyo-ipc.co.jp

概要

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(UTokyo IPC) は、東京大学が100%出資する大学系VC(ベンチャーキャピタル)である。起業支援・ベンチャー投資・DEEP TECH DIVEの3事業を軸に、東大発スタートアップの創出と大企業カーブアウトの実現を一体で担う組織だ。

2016年設立以来、ファンド規模は「協創1号」(約250億円)と「AOI1号」(約256億円)の2本立てで、累積投資能力は約500億円超。東大発VC・カーブアウト支援という2つのポジションを持つ独自の存在感を示している。

カーブアウト支援プログラム

UTokyo IPCが近年特に力を入れているのが大企業カーブアウト支援プログラムだ。大企業等が社内に抱える有望な技術・事業を外部法人として切り出し(カーブアウト)、スタートアップとして独立させるまでの6ヶ月間を完全無償で伴走支援する

支援内容は以下の通りで、資金的コストなしに専門家チームのサポートを受けられる設計となっている。

  • カーブアウトスキームの設計支援:親会社との持株比率・知財移転・ライセンス条件等の検討
  • 事業計画・資本政策の構築:スタートアップとして外部資本を調達できる計画の策定
  • 専門家へのアクセス:弁護士・社労士等との相談機会の提供
  • 1stRound BASEへの入居:安藤忠雄設計の「東大前HiRAKU GATE」内インキュベーション施設への入居(東大関連スタートアップも集積)
  • メディア支援:事業認知度向上に向けたPR支援

AOI1号ファンドとカーブアウト投資

2020年組成のAOI1号ファンド(約256億円)は、大企業のカーブアウト・JV設立への投資を主要テーマの一つとして設定している。2026年時点でファンドの約50社の投資先のうち14社が大企業発カーブアウトに相当する。

代表的な投資先として、**Fimecs(武田薬品工業スピンアウト)Onedot(ユニ・チャームスピンアウト)**が挙げられる。製薬大手・消費財大手からのカーブアウトという異なる業種での実績が積み上がっており、多業種への対応力を示している。

大学VCという立ち位置の意味

UTokyo IPCが持つ「大学VC」という立ち位置は、企業系CVC・独立系VCとは異なる信頼性と接続性を生む。東大の研究者・技術者・学生との接点を持ちながら、カーブアウト後のスタートアップに東大エコシステムへのアクセスを提供できる点が強みだ。

大企業から切り出された事業と大学発の知財・研究者が結びつくケースも生まれており、産学連携型カーブアウトという新しい事業化モデルの実験場としても機能している。

関連項目

参考文献・出典

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