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事業会社

ポンデテック

ポンデテック ロゴ

Pontdes Tech Inc.

関西電力発のスタートアップ。使用済みIT機器の再生(リファービッシュ)と再販を通じ、障がい者雇用の創出、CO2排出の削減、そして高度なデジタル教育環境の整備に尽力する。

企業概要
企業名
ポンデテック
業種
ITサービス・リユース・サステナビリティ
所在地
大阪府大阪市
創業
2019年
公式サイト
pontdes.tech

企業概要

株式会社ポンデテックは、日本を代表する「ソーシャルベンチャー(社会課題解決型企業)」であり、関西電力グループの一員としてIT機器のリユース・再生事業を展開している。

社名の「Pont des Tech」はフランス語で「技術(Tech)の橋(Pont des)」を意味し、デジタルテクノロジーとビジネスの力を掛け合わせて社会システム(環境、福祉、教育)の課題や分断を繋ぐ懸け橋になりたいという創業の理念が込められている。大企業たる関西電力の社内インキュベーション制度から事業化され、現在は完全子会社化(コーポレートベンチャー)されるという数奇な発展を遂げている。

事業内容・特徴

同社の中核となる事業が、再生パソコン(リファービッシュPC)の通信販売および法人向けリース事業である**「PC next(ピーシーネクスト)」**である。

大企業や官公庁で使用されていた性能の高い使用済パソコンを買い取り、内部データの完全消去、部品の検査、清掃、最新OSの再インストールを行ったうえで、新品の同等スペックよりもはるかに安価に、一般消費者、テレワーク導入を進める中小企業、ならびに教育現場へと再販・提供している。 不要になったIT機器の有効活用による寿命の延伸は、年間数千トン規模のCO2排出や電子廃棄物の削減(サーキュラーエコノミーの実現)に直結している。

イノベーションへの取り組み

ポンデテックのビジネスモデルの最大の革新性(イノベーション)は、その再生のオペレーション・サプライチェーンの根幹に、「障がい者」の存在を中心に据えている点にある。

同社は、買い取ったパソコンの一連の再生(クリーニング・検品など)作業の多くを、全国各地の障がい者就労支援施設や特例子会社へと委託・連携させている。代表である財津和也は、業務委託を通じて「障がい者を福祉の受け手としてではなく、生産現場における優れた戦力として活用する」というインクルーシブな仕組みをデザインした。実際、ある種の障がいを持つ人々が発揮する「極めて高い集中力」や「細部へのこだわり」は、傷のチェックや内部部品の精緻なクリーニングにおいて素晴らしい品質を生み出している。

つまりポンデテックは、「高品質かつ安価なPCによってデジタルデバイド(情報格差)を解消する」こと、「IT機器の廃棄による環境負荷を低減する」こと、そして「安定した障がい者の雇用を生み出す」ことの3つの巨大な社会課題を、寄付ではなく持続可能な経済活動のループ(儲けの仕組み)で一挙に解決している、極めて優れたビジネスエコシステムの体現者である。

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