ミッション
ミッション(Mission) とは、企業や事業が「Iの視点」で描く未来のあるべき姿であり、自らが実現したいことを宣言するものである。パーパス(存在意義)・ビジョン(実行方針)と並ぶ企業・事業の根幹概念であり、日々の意思決定における判断基準として機能する。全社ミッションとは別に新規事業固有のミッションが機能しないと、チームの方向性が迷走しやすい。
定義
Jim Collins・Jerry Porrasが「Built to Last」(1994年)で体系化した概念の一つ。「我々は何を実現するために存在するのか」をIの視点(自社が主語)で30文字以内に言語化する。パーパスが「なぜ存在するか」(Weの視点・社会的意義)を語るのに対し、ミッションは「自社が何を実現するか」(Iの視点・実現したい未来)を宣言する点で区別される。
主な特徴
- ミッション不在の新規事業は意思決定のたびにチーム内で方針が揺れ迷走する
- 「IoTで何かやる」程度の曖昧な出発点は3ヶ月以上の議論ロスを引き起こした事例がある
- 策定したミッションが過去の意思決定論点に対して明確な方向性を示せるかを検証することが重要
- チーム全員が議論に参加して合意形成したミッションのみが日々の判断基準として機能する
- 仮説検証を通じて磨き上げるものであり完璧に作り込んでから発表する必要はない
- パーパス・ビジョンとの整合性を定期的に確認し3概念が一本の線でつながっていることが重要
さらに詳しく
本用語の 機能するミッション策定の3手法・仮ミッション言語化ワークショップ手順・ビジョン・パーパスとの違い・ミッション不在がチームを分裂させた具体事例 など深い解説は、以下の記事を参照。
関連項目
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