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制度・プログラム事例

第3回 日本新規事業大賞

Sansan / アルファドライブ / SBイノベンチャー / ゼロワンブースター / ユニッジ / Relic
ビジネスコンテスト 運営中
制度・プログラム概要
運営企業
Sansan / アルファドライブ / SBイノベンチャー / ゼロワンブースター / ユニッジ / Relic
種別
ビジネスコンテスト
開始年
2024年
状態
運営中
主な成果
AGENTIC STAR(ソフトバンク・グロース部門大賞), デジタルアセット取引AML共同化構想(日立製作所・シード部門), Carjany(東京海上日動・オーディエンス賞)
公式サイト
prtimes.jp/main/html/rd/p/000000823.000049627.html

History & Evolution

2024年

第1回 日本新規事業大賞 開催

Sansan・アルファドライブなど複数社が共催する形で初開催。大企業イントラプレナーの成果を顕彰する新たな賞として発足。

2025年

第2回 日本新規事業大賞 開催

グロース・シードの2部門体制を継続。quantum・Sun Asteriskを含む7社共催で開催し、業種・テーマを問わず大企業内の新規事業を幅広く表彰。

2026年4月15日

第3回 日本新規事業大賞 最終審査・授賞式

「Startup JAPAN 2026」内で開催。グロース部門大賞はソフトバンク「AGENTIC STAR」、シード部門は日立製作所「デジタルアセット取引AML共同化構想」が受賞。

概要

第3回 日本新規事業大賞は、大企業の社内新規事業(イントラプレナーシップ)を表彰する国内最大級のアワードである。Sansan株式会社、株式会社アルファドライブ、SBイノベンチャー株式会社、株式会社ゼロワンブースター、株式会社ユニッジ、株式会社Relicの6社共催で運営され、2026年4月15日にスタートアップ展示会「Startup JAPAN 2026」内で最終審査・授賞式を実施した。

第3回はグロース部門シード部門の2部門、加えてオーディエンス賞と審査員特別賞を設置。業種・テーマを問わず、大企業内で事業化を進めるイントラプレナーの成果を顕彰する場として機能している。

主催と背景

6社共催の意義

本アワードは、大企業の新規事業支援を行う複数の専門会社が「特定のプログラム経由の事業に限定しない中立的な表彰の場」として共同設立した点が特徴的だ。Sansan(名刺・契約DX)、アルファドライブ(新規事業コンサルティング)、SBイノベンチャー(ソフトバンクグループ内新規事業育成)が中核を担い、ゼロワンブースター(アクセラレーター)、ユニッジ(組織変革)、Relic(イントラプレナーシップ支援)と合わせた異なる強みを持つ6社がアワードの公正性を担保する構造だ。

競合他社が共催することで、特定支援会社のプログラム出身者を優遇しないフラットな審査が可能となる。この設計思想は初回から一貫しており、第3回でも踏襲された。

過去の開催

開催年状況
第1回2024年発足。グロース・シード2部門体制を構築
第2回2025年7社共催(quantum・Sun Asterisk参加)、受賞事業数増加
第3回2026年4月15日Startup JAPAN 2026 内で開催

実施形態

部門構成と審査基準

事業フェーズに応じた2部門制が採用されている。グロース部門は既に一定の顧客・売上規模を持つ社内事業が対象で、事業成長の速度・市場インパクト・持続可能性が主な評価軸となる。シード部門は初期フェーズの構想・PoC段階の事業が対象で、課題設定の鋭さ・ソリューションの独自性・チームの実行力が評価される。

最終審査はピッチ形式で実施される。オーディエンス賞は会場参加者による投票で決定するため、事業の分かりやすさや共感を呼ぶプレゼンテーション能力も評価に影響する。

Startup JAPAN 2026 との同期開催

「Startup JAPAN 2026」は外部スタートアップ・投資家・大企業パートナー・メディアが一堂に会する大規模展示会であり、この場内での開催は大企業イントラプレナーに外部エコシステムとの接点を提供する。社内での事業承認とは異なる「外部からの評価」を得る機会として、参加イントラプレナーへの動機付け効果も持つ。

第3回 受賞一覧

大賞(グロース部門グランプリ):AGENTIC STAR(ソフトバンク)

ソフトバンク株式会社の**上原郁磨**氏が主導する自律型AIエージェントプラットフォーム。専用仮想環境上で動作し、長期記憶により組織のナレッジを蓄積する。SaaS型・外部接続型・SDKパーツ提供型の3形態を持ち、導入レベルに応じた柔軟な組み込みを可能にした。

「高度なガバナンス機能を備えた次世代型プラットフォーム」として企業の生産性向上と価値創出への貢献が評価され、全部門を通じた最高賞「大賞」に選出された。

シード部門グランプリ:デジタルアセット取引AML共同化構想(日立製作所)

日立製作所・岸功氏が主導する、デジタルアセット取引における業界横断のマネーロンダリング対策(AML)共同インフラ構想。NTT Digital・JPYC・Chainalysis Japan・野村ホールディングス・ビットバンクほか計13社が参画。金融庁「FinTech実証実験ハブ」にも採択され、個社対応から共同インフラへの転換を推進する。

オーディエンス賞:Carjany(東京海上日動スピンアウト)

渡邊裕太氏が代表を務める株式会社Carjanyは、東京海上日動火災保険から2024年2月にスピンアウトした新会社。複数メーカーの車を最大7日間プライベート空間で試乗できる業界初のサービスを展開。2025年12月にシリーズA 4億円を調達し、関東4都県から関西4府県への展開を進める。

審査員特別賞

アサヒグループ、フジ・ネクステラ・ラボ、Gen-AX、GeNiE、日清医療食品の各代表者が受賞した。

関連項目

参考文献・出典

成功の鍵

1

6社共催による中立的な場の設計

Sansan・アルファドライブ・SBイノベンチャー・ゼロワンブースター・ユニッジ・Relicが共催することで、特定支援会社への偏りなく多様な大企業の事業を対等に評価する場を実現している。

2

グロース/シードの2部門体制

事業フェーズに応じてグロース部門とシード部門に分けることで、成熟した事業と初期フェーズの事業を同一基準で比較しない公平な設計を採用している。

3

Startup JAPAN 2026との同期開催

大規模スタートアップ展示会との同時開催により、外部スタートアップ・投資家・メディアとの接点を大企業イントラプレナーに提供する構造を持つ。

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