TriOrb(トライオーブ)
TriOrb Inc.
九州工業大学発、球駆動式全方向移動ロボット「TriOrb BASE」を開発するAMRスタートアップ。製造・物流の工程間搬送DXを目指す。
企業概要
- 企業名
- TriOrb(トライオーブ)
- 業種
- ロボティクス / 製造・物流DX
- 所在地
- 福岡県
- 創業
- 2023年2月
- 公式サイト
- triorb.co.jp
新規事業の歴史
History & Evolution
TriOrb設立
九州工業大学の球駆動式全方向移動機構を核にJST START支援のもとスピンアウト設立。
シリーズA 3.3億円
UTECをリードに3.3億円を調達。累計4.4億円。
米国デトロイト拠点開設
北米製造業向け事業展開の拠点として設立。
シリーズB 28.8億円調達
累計調達額42.3億円に到達。量産化・米国展開を加速。
企業概要
TriOrb(トライオーブ)は、2023年2月に九州工業大学の球駆動式全方向移動機構を核にしてスピンアウト設立されたAMRスタートアップだ。JST大学発新産業創出プログラム(START)の支援を受けて創業し、産業技術総合研究所(AIST)での事業化研究の成果を商業製品「TriOrb BASE」に結実させた。
本社を福岡に置き、2026年1月に米国デトロイトへ進出。製造・物流現場において、依然として人手に依存している工程間搬送のロボット化を事業ドメインとする。
コア技術・製品
主力製品「TriOrb BASE」は、3つの球体と3基のモーターを組み合わせた独自機構により全方向へのスムーズな移動とmm単位の高精度位置制御を実現する。50cm四方のコンパクトサイズで300kgの積載能力を持ち、段差・スロープへの高い適応性も特徴だ。
最大の差別化は複数台協調搬送への対応である。長尺物や重量物を2台以上の「TriOrb BASE」が連携して搬送するシナリオは、既存の一方向型AGVでは不可能だった工程の自動化を可能にする。
資金調達実績
| ラウンド | 時期 | 金額 | 主な投資家 |
|---|---|---|---|
| シード | 2023年4月 | 4,000万円 | — |
| シリーズA | 2023年12月 | 3.3億円 | UTEC、DRONE FUNDほか |
| デット | 2024年 | 7,000万円 | 福岡銀行、日本政策金融公庫 |
| シリーズB | 2026年6月 | 28.8億円 | — |
累計調達額:42.3億円(2026年6月時点)
関連項目
成功の鍵
大学研究成果のカーブアウト
九州工業大学が生んだ球駆動式全方向移動機構をJST STARTプログラム支援を受けて事業化。国立研究機関との協業(AIST)を経て独立法人化した大学発スタートアップの典型例。
全方向移動の深掘りで複数市場に展開
一つのコア技術(全方向移動)で製造搬送・物流倉庫・重量物搬送という複数の隣接市場を横断するアプローチ。複数台協調搬送機能が競合との差別化要因。
関連項目
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