プログラム概要
NEDOカーブアウト・ディープテック支援事業は、事業会社等に蓄積された有望な技術や人材を活用してカーブアウト型ディープテック・スタートアップを創出することを目的とする2026年度の公募事業だ。2026年4月8日に公募を開始し、5月11日に締め切った。
ベンチャーキャピタル・アクセラレーターを主たる申請対象とし、採択された実施機関が事業会社と連携してカーブアウトプログラムを運営する。
2本の柱:調査事業と実証事業
【1】調査事業 では、国内外の事業会社からのスタートアップ創出事例と、カーブアウト普及促進策についての調査・分析を行う。先行事例の整理と、日本における普及に向けた課題の洗い出しが主目的だ。
【2】実証事業 では、実際にカーブアウトによるディープテックスタートアップを創出するプログラムを実証する。2形態が対象となる。
- 事業会社内パターン(Inside):大企業・研究機関の内部で、既存社員・研究者が事業会社の技術を活用して起業するプログラムを設計・運営する
- 事業会社外パターン(Outside):事業会社が保有する技術シーズを公開し、外部から起業家人材を募って創業するプログラムを設計・運営する
NEDOカーブアウト支援の政策的位置づけ
本事業は、経済産業省が2024年4月に公表した「起業家主導型カーブアウト実践のガイダンス」と連動する支援施策として設計されている。ガイダンスは、大企業・研究機関が事業化できずにいる技術シーズを起業家が主導して外部会社として切り出す手法を整理したもので、NEDOがそのガイダンスを実地で検証するプログラムを提供する構造だ。
2026年度は公募の終了直後であり、採択結果・実証プログラムの詳細は今後の公表を待つ状況にある。