ユニオンテック
Union Tec Co., Ltd.
空間デザイン・施工のユニオンテック。中期成長戦略「UT101」で101名の事業責任者創出を掲げ、2026年に社内起業制度「UT101ユニコーン」を始動。最大1,000万円の投資枠で全社員から事業を生み出す体制を構築した。
企業概要
- 企業名
- ユニオンテック
- 業種
- 建築 / 空間デザイン / 内装施工
- 所在地
- 東京都港区
- 創業
- 1999年
- 公式サイト
- www.union-tec.com
新規事業の歴史
History & Evolution
ユニオンテック創業
東京都港区で空間デザイン・内装施工事業を立ち上げ、商業施設・オフィス分野で実績を積む。
空間デザイン・施工のIT化推進
建築業界のDXを推進し、施工管理のテクノロジー活用や施工マッチングプラットフォーム事業を展開。
中期成長戦略「UT101」発表
「101名の事業責任者創出」を掲げる中期成長戦略を発表。グループ全体の事業領域拡大の方針を打ち出す。
社内起業制度「UT101ユニコーン」開始
全社員対象の社内起業制度を始動。最大100万円の支援金と最大1,000万円の投資による2段階支援を整備。
歴史:空間デザインから事業創造企業へ
ユニオンテックは1999年に東京都港区で創業した、空間デザインと内装施工を手がける企業である。商業施設・オフィスを中心に空間設計と施工を一貫して提供する事業体として実績を積み、近年は 施工マッチングプラットフォーム の運営など建築業界のDX領域にも事業を広げている。
2025年12月、代表取締役社長 大川祐介氏 は中期成長戦略 「UT101」 を発表した。同戦略の核心は 「101名の事業責任者創出」 を掲げる長期目標であり、社員を単なる作業者ではなく事業を主導するリーダーに育てる方針を明確化したものだ。
UT101ユニコーン:全社員対象の社内起業制度
UT101戦略を具体化する仕組みが、2026年4月21日に始動した社内起業制度 「UT101ユニコーン」 である。全社員を対象に、社内チャットツールから気軽にアイデアを提出でき、取締役会の合否判定を経てメンターと共に事業プランを磨き上げ、最終プレゼンテーションまでを段階的に進めるプロセス設計を持つ。
支援は二段階構造で、 最大100万円の支援金 によるアイデア検証フェーズと、 最大1,000万円の投資 による本格立ち上げフェーズに分かれる。初期の小さな仮説検証から、本格的な事業立ち上げまでをひとつの制度内でカバーする設計だ。
「社員の現場課題や発想から生まれる新事業を仕組み化し、継続的な事業創出と経営人材育成を実現する」
――大川祐介 代表取締役社長(PR TIMES、2026年4月21日)
詳細はUT101ユニコーンを参照。
戦略上の位置付け:施工業からの事業多角化
ユニオンテックの新規事業戦略は、施工業の典型的な構造(受注→施工→納品)から脱却し、 事業創造を組織能力として内製化する 方向に舵を切ったものとして読める。建築業界はプロジェクト型の収益構造で、継続的な利益成長が描きにくい構造課題を抱える。社員の中から事業責任者を生み続ける仕組みは、その構造を変える長期投資の意味を持つ。
「101名の事業責任者」という具体的な数値目標は、新規事業創出の組織的なコミットメントを社内外に示すシグナルとしても機能する。空間デザイン・施工の現場を持つ企業ならではの、リアルな顧客接点から生まれる事業案が今後どれだけ実装されるかが注目される。
関連項目
参考文献・出典
- PR TIMES「ユニオンテック、社内起業制度『UT101ユニコーン』を開始」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000031121.html
- ユニオンテック公式サイト https://www.union-tec.com/
成功の鍵
101名の事業責任者創出を掲げる長期目標
社員を単なる作業者ではなく事業責任者に育てる長期戦略を明確化。業務委託や副業ではなく、本体の正社員から事業を生む方針を取る。
2段階の投資ストラクチャ
アイデア段階で最大100万円の支援金、事業計画が成立した段階で最大1,000万円の投資という2段階の投資設計で、初期検証から本格化までを支援。
チャットツール起点の応募導線
社内チャットツールから気軽にアイデア提出できる仕組みで、応募ハードルを下げて全社員から提案を引き出す設計。
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