HMW(How Might We)
HMW(How Might We) とは、課題を「どうすれば〜できるだろうか?」と問い直すことで、解決策の案を広げるフレーミング手法である。デザイン思考の課題定義からアイデアの発散への橋渡し役を担い、IDEOやスタンフォードd.schoolが広めた。「How」が解決できるという前提、「Might」が複数の選択肢の余地、「We」がチームの共同課題を示す3語の構造が、批判を遠ざけ新しいアイデアを引き出す問いの骨格を作る。
定義
課題をそのまま「解決すべき問題」として扱うと制約論に陥りやすい。HMWは課題を問いの形に変換することで、制約を一時的に脇に置き、解決案の幅を広げることにチームを集中させる。実際には抽象度の調整・複数HMWの並列立案・ドット投票による絞り込みの3段階で進める。問いの粒度が粗すぎると収拾がつかなくなり、細かすぎると案が縛られるため、チームが2時間で20個以上の案を出せる粒度が目安となる。
主な特徴
- 課題を問いに変えることで、チームが制約ではなく解決案の広がりに集中できる
- 「チームが2時間で20個以上の案を出せる粒度」が適切な抽象度の目安
- 1課題に対して角度の異なる3〜5個のHMWを並列で立て、多角的に掘り下げる
- ドット投票で「最も可能性の高いHMW」を選び、チームの方向感を統一する
- 専門知識が不要なため、部門横断のワークショップでも全員が対等に加われる
さらに詳しく
本用語の ワークショップ設計・事例・アートシンキングとの組み合わせ など深い解説は、以下の記事を参照。
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