MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)
MVV(Mission・Vision・Values / ミッション・ビジョン・バリュー) とは、組織の存在意義(ミッション)、目指す姿(ビジョン)、行動指針(バリュー)を体系化した経営の羅針盤のことである。組織が何のために存在し、どこへ向かい、どのような行動を大切にするかを明文化したフレームワークである。新規事業では、チームの意思決定基準を統一する実務的なツールとして機能する。
定義
MVVはMission(ミッション)・Vision(ビジョン)・Values(バリュー)の頭文字を取った略称である。Missionは組織の存在意義と果たすべき使命、Visionは将来的に実現したい姿、Valuesは組織が大切にする価値観と行動指針を指す。企業の経営理念として広く普及しており、Jim CollinsとJerry Porrasによる著書「Built to Last」(1994年)が概念の普及に大きく貢献した。
主な特徴
- 不確実性の高い新規事業における意思決定の判断基準として機能する
- 策定プロセスへの現場参加が浸透度を左右する最大の要因となる
- 「観察可能な行動」レベルまで具体化することで、形骸化を防げる
- 事業環境の変化に応じて定期的に見直し・進化させることが求められる
- チーム規模が10名を超えた段階での明文化が特に有効である
さらに詳しく
リクルートやパナソニックなど、大企業が新規事業部門専用のMVVを策定するケースが増えている。全社MVVとの整合性を保ちながら、新規事業固有の価値観を追加する「二層構造」が実務的な選択肢として定着しつつある。
本用語の 形骸化の失敗事例・実効性を持たせる3原則・新規事業チームへの応用 など深い解説は、以下の記事を参照。
→ MVV(ミッション・ビジョン・バリュー) — 詳細解説記事
関連項目
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