優先株(Preferred Stock)
優先株(Preferred Stock) は、 配当の受領・残余財産の分配・議決権・転換権などにおいて普通株より優先的な権利を持つ株式 を指す。日本では会社法上の「種類株式」に該当する。
スタートアップや社内ベンチャーの資金調達では、投資家保護と創業者・経営陣のインセンティブのバランスをとるため、優先株が VC・CVC・機関投資家の取得株式として標準的に用いられる。代表的な権利として 清算優先権(Liquidation Preference) ・ 希薄化防止条項 ・ 任意/強制転換権 の3種があり、ラウンドごとに条件が積み重なる構造を持つ。
実務的な条件設計の詳細は優先株と普通株の条件設計で扱う。
普通株との対比
普通株(Common Stock)は創業者・従業員・初期株主が保有する基本的な株式で、契約による権利上乗せはない。優先株は契約条項によって特定の権利を上乗せした株式であり、ラウンドごとに 「Series A Preferred」「Series B Preferred」 と命名されるのが慣行となっている(シリーズ・ラウンド命名体系参照)。
関連項目
参考文献
- 経済産業省「我が国における健全なベンチャー投資に係る契約の主たる留意事項」https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/venture/contract.html
関連項目
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