概要
NEXT Innovation Summit 2026 in Summer は、Spready株式会社が主催する新規事業担当者向けの1日完結型オンラインサミットである。2026年6月26日(金)8:50〜19:30、参加費無料で開催された。
テーマは「新規事業担当者のための『学び』と『出会い』があふれる1日」。全11セッションを通じ、オープンイノベーションの前線で動く実践者たちが登壇した。累計申込者数は1,000名を突破しており、新規事業担当者のコミュニティイベントとしては規模の大きい部類に入る。
プログラム特徴
表面的な事例紹介をしない設計
本イベントの基本姿勢は「表面的な事例紹介にとどまらない深く実践的な議論」を行うことにある。イントラプレナーとして社内で動き続ける担当者にとって、整えられた成功譚より「うまくいかなかった理由と、そこからどう動いたか」の方が使える。本サミットはその視点を設計の軸に据えている。
オンライン・アーカイブ配信の組み合わせ
開催当日のオンライン参加に加え、8月31日までアーカイブ視聴が可能な設計になっている。新規事業担当者は会議・出張・社内調整で予定が埋まりやすい。アーカイブを長期公開することで、当日参加できなかった層にも情報が届く。参加費は無料であり、所属組織の予算承認を経ずに個人判断で参加できる点も、担当者層への普及を後押しした。
主なセッション
登壇者は以下の通り。いずれも大企業のコーポレートベンチャー部門・新規事業部門、またはスタートアップ・投資領域で実務に携わっている。
- みずほ銀行 中馬和彦氏 — みずほ銀行における新規事業推進の実践
- PathAhead株式会社CEO 伊賀将之氏 — スタートアップ経営者として新規事業の立ち上げ論
- コニカミノルタ株式会社 宮木俊明氏・山口真広氏 — 大企業内での新規事業推進の現場感
- ファーストライト・キャピタル 岩澤脩氏・真島里帆氏 — ベンチャー投資の観点から見た新規事業の評価軸
- 東海テレビ放送 戸松準氏 — メディア企業における新規領域への挑戦
全11セッションの構成により、朝から夜まで密度の高いインプット機会が設計されていた。
参加者属性
参加者構成の数字が、本イベントの性質をよく表している。
- 88%が新規事業担当者 — 登壇者・コンテンツともに新規事業担当者に特化した設計であることが、この数字に反映されている
- 売上1,000億円以上の企業所属が60% — 参加者の大半が大企業内の担当者である。スタートアップ中心のカンファレンスとは異なり、大企業内でのイントラプレナーシップをテーマにした場として機能している
Spready社は共創コミュニティプラットフォームの運営を通じ、大企業の新規事業担当者との関係構築を事業基盤としている。その層へのリーチが参加者属性に現れている。
関連項目
参考文献
- Spready株式会社プレスリリース「NEXT Innovation Summit 2026 in Summer」— https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000040560.html