ハウス食品グループ本社
House Foods Group Inc.
カレーで国民的ブランドを築いた食品グループの持株会社。社内公募制度「GRIT」、出島子会社パッチワークキルト、CVCの三位一体で食の新規事業を創出。
企業概要
- 企業名
- ハウス食品グループ本社
- 業種
- 食品(持株会社)
- 所在地
- 大阪府東大阪市
- 創業
- 2013年
- 公式サイト
- housefoods-group.com
企業概要
ハウス食品グループ本社株式会社は、 2013年に設立 されたハウス食品グループの純粋持株会社である。事業会社のハウス食品を中核に、壱番屋、ギャバン、マロニー、海外子会社など グループ約30社 を統括する。グループ連結売上高は約3,000億円規模で、バーモントカレー、ジャワカレーなど カレールウ市場で圧倒的なシェア を誇る。
持株会社として、グループ全体の新規事業戦略を牽引する。社内公募制度 「GRIT」 、出島子会社 パッチワークキルト 、 CVCファンド の三位一体の体制で、食品メーカーの枠を超えた新規事業を創出している。
新規事業への取り組み
ハウス食品グループ本社の新規事業戦略は、 「GRIT」「パッチワークキルト」「CVC」 の3つの手段を組み合わせた多面的なアプローチを特徴としている。
「GRIT」 は、 2020年に開始 されたグループ全体の社内公募制度である。入社4年目以降の社員全員にアイデアを形にするチャンスを提供し、「度胸(GRIT)」を意味する制度名で挑戦を促す。半年ほどのプログラムを通じてアイデアを練り上げ、最終審査を通過すると事業責任者として実証に専念する設計である。
パッチワークキルト株式会社 は、 2022年10月 に設立された新規事業の実証を担う出島子会社である。GRITの発案者でもある藤井弾が代表取締役社長に就任し、本体の意思決定プロセスに縛られない迅速な実証体制を構築した。
CVCファンド は、 2018年 にSBIインベストメントとの共同で1号ファンドを設立。 2023年には50億円規模の2号ファンド も立ち上げ、フードテック領域のスタートアップ投資を拡大している。
主な新規事業・事例
Kidslation(キッズレーション) — GRIT発の冷凍幼児食EC
「Kidslation(キッズレーション)」 は、GRIT第1期から生まれた 1歳半〜6歳向けの冷凍幼児食 のECサブスクリプション事業である。法務部出身の社員が自らの育児経験から着想し、「子どもとの時間を食事の準備に奪われる」という課題の解決を目指して事業化に至った。
2025年にはECサイトを全面刷新し、冷凍幼児食2品のリニューアルと新商品1品を投入した。 量販モデルとは全く異なるD2Cチャネル への挑戦であり、食品メーカーにおけるリーンスタートアップの実践例として注目される。
タスミィ — 保育園向けパウチ惣菜自販機
「タスミィ」 は、保育園に自動販売機を設置し、管理栄養士監修の パウチ入り惣菜 を販売するサービスである。大人1人前と子ども1人前の分量が1袋に入り、保護者がお迎えのついでに夕食を購入できる。 生活動線上の接点 を活用した販売チャネルの発想が特徴的である。
2024年10月には無人販売対応の専用什器を導入し、 全国100園への導入 を目標に拡大を進めている。従来の量販店・スーパーへの卸売とは異なる、保育園という新チャネルの開拓は、食品メーカーのビジネスモデル変革の試みである。
アプローチと特徴
ハウス食品グループ本社の新規事業アプローチは、 「実証で語る行動主義」 を徹底している点が最大の特徴である。机上の事業計画ではなく、小さな実験を設計し、 実際の顧客から得たデータ で社内の信頼を勝ち取るアプローチを取る。
出島子会社パッチワークキルトの設立は、 「本島」と「出島」の役割分担 を明確にした好例である。本体の品質管理基準や承認プロセスに縛られず、ECサブスクリプションや保育園自販機といった従来モデルとは異なるチャネルに迅速に挑戦できる体制を整えた。
持株会社としてグループ全体の新規事業を統括し、事業会社のハウス食品とは異なる視座で 食品産業の構造転換 に挑む姿勢が表れている。
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