エグジット
エグジット(Exit / 出口戦略) とは、投資家や創業者が保有する株式をIPO・M&A・バイアウト等を通じて売却し、投資資金を回収する戦略である。スタートアップや新規事業における資本政策の最終到達点であり、事業の成功を経済的に確定させる重要な局面を指す。出口を描けない事業は経営資源を分散させ続けるリスクがあるため、事業立ち上げ段階から複数のエグジットシナリオを設計しておくことが重要である。
定義
エグジットは「出口戦略」とも訳され、事業をどのような形で「卒業」させるかを設計する概念である。IPO(新規株式公開)、M&A(合併・買収)、MBO(マネジメント・バイアウト)が主要な手法として挙げられ、事業の規模・ステージ・株主構成によって最適解が異なる。大企業のカーブアウト案件ではM&Aが最も現実的な選択肢となりやすく、出口の設計がないまま事業を続けると経営資源が分散し、5年・10年規模での袋小路に陥るリスクがある。
主な特徴
- IPO・M&A・MBOの3手法が主要なエグジット経路となる
- 事業立ち上げ段階から複数のシナリオを並行して設計しておく必要がある
- バリュエーションの水準が手法選択に直結する
- 大企業カーブアウト案件ではM&Aが最も現実的な選択肢になりやすい
- 年1回のシナリオ見直しサイクルが意思決定の質を高める
さらに詳しく
本用語の エグジット類型・大企業特有の課題・戦略設計の実務 など深い解説は、以下の記事を参照。
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